今日の朝3時頃、知人からLINEで連絡がありました。たまたま起きていたので見てみると「つくもラーメン」の店舗の写真が送られてきました。
看板の文字は色褪せ読めない部分があったりしますが、こういった昭和レトロな店構えは、私のツボに刺さります。
そんな訳で早速行ってみました。
※GoogleMapや他サイトに電話番号0439-37-2945 0439-37-2964と登録されていますが、電話はありません。看板に記載されている電話も現在は繋がりません。
※他サイトに登録させている定休日も変更されています。日曜日は営業していましたが詳細は不明です。
店舗は国道465号線沿い。周囲にお店はなく民家もまばらな田園風景。最寄り駅はJR久留里線の「上総松丘駅」または「平山駅」、最寄りインターは館山自動車道路の「君津IC」で、いずれも20分ほどかかります。
店名の「つくも」は「九十九」の意味であり恵比寿と津田沼にある「九十九ラーメン」とは関係ありません。
君津市街からこちらへ向かう途中に「九十九トンネル」があり、この周辺の地域をかつては九十九と呼んでいたからです。
何でここにお店を構えたのか?と思ってしまうほど不利な立地条件なのですが、クチコミ件数は意外にも多く97件、総合評価は4.0です。
稀に見かける悪い内容は1件もなく、「おばあちゃんが優しい」、「ラーメンはクセがなくて美味しい」というものばかり。
このような立地なので、ライダーやサイクリストに人気のようです。
駐車場は店舗前と横、そして道路向かいの空き地も駐車場です。
看板もこれぞ昭和レトロという雰囲気です。このような看板を掲げる店は段々と姿を消し、今では絶滅危惧種的な存在になりつつあります。
私の知っている中で特に気に入っている昭和レトロな店は下記の通りです。
・君津市久留里くるり庵
※カレーうどんが名物
・富津市湊ニコニコドライブイン
※安い・早い・美味いの人気店
・館山市北条六代目新松
※歴史小説の舞台になりそうな店。活ウナギを備長炭で焼き上げます。
・館山市北条レストラン末廣
※洋食から刺身まで色々な定食があります。
・南房総市千倉町ごいみラーメン
※現在休業中ですが、ここは恐らく日本一個性的な店です。
ところで、下の写真の看板、ラーメンの下は何と書いてあるのでしょう?
写真を拡大してコントラストを上げてやっと読むことができました。正解は「うなぎ」です。
女将さんに話をうかがうと「この店は今年(2023年)で創業34年になります。昔は定食・うなぎ・カツ丼など、色々やっていましたが、働く人がいなくなってしまい、今はラーメンとモツ煮だけにメニューを減らしました」
という訳で現在のメニューはラーメン3種ともつ煮だけです。これは仕方がないことであり、少しでも長く営業を続けて欲しいと願っております。
店内はテーブル8席。個室(座敷)も8席です。椅子やテーブルもレトロ感はありますが、店内は綺麗に整理整頓されています。
「古い」と「汚い」は違う意味なのです。
チャーシューメン
スープの色は黒っぽく竹岡風のビジュアルです。味は竹岡風よりかなりマイルド。醤油や魚介など何かの味が主張するタイプではなく、とてもバランスが取れた味。とても美味いのです。
ラーメンにお新香とおせんべいが付いている点もプラス材料です。
クチコミのほとんどに「美味い」とありますが、どこがどう美味いのか具体的な説明はありません。私も説明できません。
無理に説明するとしたら、「毎日食べても飽きない味」、「懐かしさのあるほっとする味」でしょうか。
具はチャーシュー5枚、メンマ、刻み玉ねぎ。チャーシューは赤身と脂身のバランスが丁度良い具合です。
メニュー
※価格・メニューは2023年6月時点のものです。参考情報としてご覧ください。
■ラーメン
■みそラーメン
■もつ煮
■コップ酒
■梅割り
ラーメンを食べ終えて帰る途中、またまた昭和レトロな店を発見してしまったのです。
とりあえずここにも入ってみました。
「鳥ネギ定食」を注文してみると、メインの鳥ネギの他に小鉢が6品も付いて900円という驚愕の高コスパ
しかも味がいい! ここもオススメです!
めしや笑福
【めしや笑福の鳥ねぎ定食】
詳細情報
名称
住所
定休日
日曜日は営業