くるり庵(クルリアン)

 
南房総市、館山市のランチはほとんど紹介したしまった感があるので、今日は君津市久留里（くるり）まで遠征しました。
今日の目的は『手打ちそば処 藤美』で本モロコの天ぷらと蕎麦ラーメンを食べることだったのですが、久留里商店街を歩いていると、ある意味”普通ではない”個性的で面白い店”が多くネタの宝庫です。そんな訳で当分の間、久留里商店街を徹底的に調査してみたいと思います。
 
店舗は久留里商店街の『久留里市場（くるりしば）下町』交差点の横にあります。

 
『藤美』でそばを食べ、『まちなみ』でかき氷を食べて帰ろうとした時、『くるり庵』の看板を発見してしまったのです。
この看板は圧倒的存在感を放ち、私には光り輝いて見えます。そして、真新しい暖簾は「あと20年は営業する」という気概を感じます。
 
私はオシャレなカフェはほとんど興味がありません。このように外観は凄いけど人気がある店が大好きで、好奇心を抑えることが出来ないのです。
 
この店は20年以上前、知人から「カレーうどんが美味しい」と聞いたことがあったのですが入店するのは初めてです。
 
外観に比べて店内は整理整頓され綺麗です。席は10席ほどあります。長瀬智也さんはじめ芸能人の方のサインがいくつかあります。

 

カレーうどん

 
既に蕎麦ラーメン、本モロコの天ぷら、プリン味のかき氷を食べていて、カレーうどんはちょっと重いかなと思ったのですが、
名物なのでカレーうどんにしました。TOKIOの長瀬智也さんも絶賛したというカレーうどんです。
 
ここのカレーうどんを食べてみると、スパイスの香は際立つ、何かのダシがでているとかの特徴はありません。カレーもうどんも普通の味です。
しかし、ウマさは普通ではありません。どこがウマいのか全く説明に困るのですが、とにかくウマいのです。さすが名物です。
 
このカレーを食べた時、鴨川市のカレーの人気店カレーハウスさつきを思い出しました。
さつきのカレーも普通だけどウマいのです。

 
麺も普通です。

 

名物猫のタマ

 
うどんを食べていると雑誌「旅と鉄道」の記事が目に留まりました。くるり庵にはタマという名物の野良猫が居着いているようです。
 
うどんを食べ終わってからオーナーさんに聞いてみました。
「今日はネコいますか」
『外の板の上にいませんか、最近はそこの段ボールがお気に入りです。何しろ気まぐれなので色々な所に現れます』
「写真撮りたいのですが、今日は無理でしょうか？」
『呼んでも来ませんが呼んでみます。タマ～、タマ～』
呼んでも出てきません。
「どうしたら会えますか？」
『タマは高校生が大好きなんです。登校と下校の時間を分かっていて、平日の8時と15時には大抵姿を現します。特に女子高生が好きで、女子高生が通ると調子に乗って出てくるんです』
 
女子高生が大好きというので雄なのかと思いましたが、タマは三毛猫なので雄である可能性は極めて低いです。
今度は15時に来てみようと思います。

 

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