中華料理 大輦【船橋名物ソースラーメン】

大輦（だいれん）

船橋市本町の「大輦」は昭和42年(1967年)創業、ソースラーメンが名物の中華料理店です。
 

千葉県のご当地ラーメン

千葉県の三大ラーメンは、勝浦市の勝浦タンタンメン、長柄町と長南町のアリランラーメン、富津周辺の竹岡ラーメン（梅乃屋、鈴屋など）とされています。
 
千葉三大ラーメンの他に、牛乳を使った袖ヶ浦市のホワイトガウラーメンと、船橋のソースラーメンが千葉のご当地ラーメンが知られています。
 
ソースラーメンの発祥は、船橋駅そばにあった花蝶（1970年創業、2015年閉店）とされ、当時は「ダイヤキ」と呼ばれていたそうです。
 
「ダイヤキ」の流行とともに船橋周辺にソースラーメンを提供する店が広まりましたが、2000年代にはソースラーメンを提供する店は少なくなります。
 
「このままでは船橋名物のソースラーメンが途絶えてしまう」ということで、地元のラーメン店主が集まって「船橋ソースラーメンプロジェクト」が2012年に結成され、2023年には、ここ大輦（プロジェクト発足前から提供）、拉麺阿修羅をはじめ数店舗で提供されています。
 
ソースラーメンの説明が長くなってしまったので「大輦」の説明に戻ります。
 
店舗は「京成船橋駅」やJR、東武野田線の「船橋駅」から7分以内、御殿通り沿い。専用駐車場は無いので車の方はコインパーキングに停めてください。
 
店内はカウンター5席、テーブル8席。店内は混んでいるので写真撮影はできません。

【御殿通り】

【大輦の店舗】

人生初のソースラーメン。存在自体は以前から知っていましたが、南房総でソースラーメンを提供する店は無く、館山から船橋まで2時間近くかかるので食べたことはありませんでした。
今日は幕張と東京駅に行く用事があり船橋に立ち寄りました。
 
店舗前メニューの「背脂チャーハン」も気になりますが、現在は糖質制限中のためソースラーメンとごま塩きゅうりを注文。

ソースラーメン（ハムカツトッピング）

具はキャベツ、もやし、タマネギに挽肉がたっぷり入り、紅しょうがと青海苔がトッピングしてあります。
 
スープはやや甘めのウスターソース味。分かり易くいうと水分多めのカップ焼きそばの味。初めての味なのに違和感は感じません。
 
周囲のお客も大半がソースラーメンを注文しており、大輦に来るお客はソースラーメンのファンが多いようです。
 
麺はやや太めの中麩太タイプ。密度が高く歯応えがあり、私の好みの麺です。

ごま塩きゅうり

叩いたきゅうりを塩とゴマ油で味付けしてあります。冷えたきゅうりにゴマ油の香は抜群の相性です。

メニュー

※メニュー、価格は2023年12月時点のものです。下のメニュー表の写真以外にも店内黒板に多くのメニューがあります。
 
クチコミによると「ソースつめめん」もあるようですが、当日は確認できませんでした。