鈴屋【竹岡式ラーメン】

2021年03月08日

鈴屋(すずや)

 
富津市竹岡の『鈴屋』は千葉県の三大ラーメンの一つである『竹岡式』の老舗ラーメン店。
ちなみに千葉三大ラーメンとは、富津市の『竹岡式』、勝浦市の『勝浦タンタンメン』、長生郡長柄町の『アリランラーメン』です。
 
店舗は国道127号線沿い、最寄り駅の上総湊駅からは2.2kmなので徒歩で25分もかかります。バスは天羽日東バス竹岡線で「大棚」下車徒歩1分ですが、本数が少ないのでおすすめではありません。
日東バス竹岡線大棚時刻表
 
駐車場は店舗横に5台、国道の向いに14台です。
営業時間は10:30~14:00で材料がなくなり次第終了。現在はコロナウイルスの影響により営業日が頻繁に変わるので、電話0439-67-8207またはTwitterで確認してください。
 
ランチ時間帯は非常に混雑するので、11時頃に入店すれば確実に入れます。
鈴屋の店舗外観
 

竹岡式とは

 
竹岡式の特長として『乾麺』、『薬味は玉ネギ』、『スープはチャーシューの煮汁をお湯で割ったもの』と紹介されていることが多いのですが、これは梅乃家のものです。
どの店も共通しているのは、スープは色が濃く醤油の風味が強い、麺は中太のストレート、チャーシューが多く厚みがあるなどです。
 
竹岡式は『鈴屋』と『梅乃家』の2店が有名。インターネットでは『梅乃家』が元祖とされていますが、創業は『鈴屋』の方が古く、どちらが元祖であるか確かなことは分からないようです。
 
梅乃家の竹岡式ラーメン
竹岡式といえば上記2店の名前が必ず挙がるので、実際に食べ比べて違いをまとめてみました。
竹岡式というと麺は乾麺、薬味は刻み玉ねぎという情報がインターネットで広まっていますが、これは梅乃家のものであり、鈴家は麺は生麺、薬味は刻み長ネギであり、これらの情報は正確ではありません。
 

鈴屋と梅乃家の違い

 

鈴屋 梅乃家
創業 不明
梅乃家より古い
1945年
昭和20年
スープ 宮醤油使用
ダシは未確認
宮醤油使用
チャーシューの煮汁をお湯で割る

生麺

中太ストレート

乾麺

中太ちぢれ

チャーシュー・メンマ・
海苔・ナルト
チャーシュー・メンマ・海苔
薬味 刻み

長ネギ

刻み

玉ネギ

 

ラーメン

 
ラーメンは普通のラーメンとチャーシューメンの2種類のみ。下の写真はラーメンです。
スープは丼一杯まで入り醤油の風味を強く感じます。醤油は江戸時代末期の創業、富津市の名店宮醤油を使用。色は濃いですが、梅乃家ほどではありません。
 
具はチャーシュー・メンマ・焼き海苔・ナルトに長ネギがたくさん入ります。
鈴屋の竹岡式ラーメン
 
チャーシューは底に沈んで見えませんが、ぶ厚いのが入っています。常連さんはライスを注文しチャーシューを上にのせて食べています。
味は濃いのでご飯にピッタリです。
チャーシューのアップ
 

メニュー

※メニュー・価格は2021年1月時点のものです。
※ラーメン大盛は+100円
■ラーメン(竹岡式)
■チャーシューメン(竹岡式)
■ライス
鈴屋のメニュー

詳細情報

名称

鈴屋

住所

〒299-1621 千葉県富津市竹岡92-92

お問い合わせ先

0439-67-8207

※スマートフォンの方は電話番号をタップで直接電話できますので、営業時間や定休日をご確認下さい。
また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。

営業時間

10:30~14:00
※材料がなくなり次第終了

駐車場

店舗横/国道127号向かい2カ所

座席数

・テーブル 16席
・小上がり(座敷)20席
※相席あり

アクセス

・JR内房線「上総湊駅」より約2.2km
・JR内房線「竹岡駅」より約3.7km
・館山自動車道路「竹岡IC」より約3.4km

備考

※クレジットカード・電子マネー使用不可
※店内禁煙 外に喫煙スペースあり
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