
加茂神社(かもじんじゃ)
概要
安房郡鋸南町の「加茂神社」は、保田駅徒歩1分の神社です。
【旧社格】村社(本郷村・保田村)
【祭神】
大杉大神(おおすぎおおかみ)
【祭礼】
この中で本郷浜下町・吉浜地区は、山車の上に杉の木を立てた「大杉様」が有名です。
<保田神社にて:本郷の大杉様>

【ご朱印】なし
【由緒・沿革】
保田町史には江戸時代後期の天明元年(1781年)地域の名主らが区内の別願院にあった神祠をここに勧請したとあります。
しかし、神崎家の文書には、それ以前の明和元年(1764年)鳥居建立、安永五年(1776年)本社再建とあることから、神崎家の文書の内容が有力であるとされています。
文化元年(1804年)規模が小さかったため社殿を再建。本殿彫刻は精巧を極めた。
文化八年(1811年)正月、石鳥居・石灯籠を建立。
安政五年(1858年)高浜勘六が二十坪の地を献納し、三度改修を重ねる。
明治三十一年(1898年)石鳥居を改建。社殿を瓦屋根に改修。この時、氏子より狛犬一対を献納。
大正十二年(1923年)九月一日、関東大震災により社殿倒壊。
大正十五年(1926年)社殿再建。
※参考文献:千葉県神社名鑑/鋸南町史
境内案内
境内は内房線の線路沿い。入口から村社の石碑、鳥居、常夜灯、狛犬が配置され、奥に社殿が鎮座しています。
境内に大木は見当たりません。以前は松の大木が茂っていたようですが、松食い虫により枯死し最大の巨松も昭和四十一年に伐採されたといいます。
村社の石碑

鳥居
笠木(一番上の柱)の両端が反り上がっている明神鳥居です。年代は風化して読み取れませんが、鋸南町史には、文化八年(1811年)建立、明治三十一年(1898年)九月改建とあります。

常夜灯
やはり、年代は読み取れません。鋸南町史に文化八年(1811年)とあります。
狛犬
狛犬は立体感があり迫力があります。年代は読み取れませんが、鋸南町史に明治三十一年とあります。
社殿
向拝(こうはい)両端の木鼻に獏と獅子の彫刻が施されています。

拝殿の右横から撮影。本殿は見当たりません。
大杉大神は下町氏子が奉納した天狗の面が御神体で社殿の小宮に収めてあるといいます。杉は神の「よりしろ」であり、船材の主原料となることから漁民の信仰を集めたと言われます。








