住吉神社【富津市山中】

2025年12月20日

住吉神社(すみよしじんじゃ)

住吉神社概要

富津市山中の「住吉神社」は、住吉三神(上筒男命、中筒男命、底筒男命)の三柱を祭神とする神社です。
この神社は長狭街道沿いに鎮座し紅白の鳥居が目立つので、ほんの少し興味を持っていましたが、立ち寄るほどでもなく、いつも通り過ぎていました。
 
今日は近くの「手打ち蕎麦なしざわ」「マメノキドッグパーク」で昼食を食べたので立ち寄ってみました。
(参考文献:千葉懸君津郡誌 下巻)
【旧社格】無格社
【祭神】
 上筒男命(うわつつのおのみこと)
 中筒男命(なかつつのおのみこと)
 底筒男命(そこつつのおのみこと)
【祭礼】
 千葉懸君津郡誌に「祭典は9月9におこなわる」とあるが、現在は不明。
【ご朱印】なし
【由緒・沿革】
 創建・由緒等は記載なし

境内案内

境内入口は長狭街道ともみじロードの交差点から700mほど鴨川寄りです。車は境内手前の空き地に停められます。
長狭街道脇に参道入口があり手前に狛犬、鳥居があり、突き当り左側に石段が見えます。
石段の上は、現在は使用していない建物があり、その先に拝殿が鎮座しています。

鳥居

形状は装飾的な両部鳥居、年代は記載なし。今まで数えきれないほど神社を参拝してきましたが、紅白の鳥居を見たのは初めてです。
ネットで調べてみると、紅白の鳥居は全国的にも珍しいようで、神奈川県鎌倉市の「鎌倉宮」が有名です。
鳥居を上から撮影
扁額に「住吉大明神」とあります。
鳥居

手水石

風化して穴が空いているのか水は入っていません。
「昭和十年(1935年)三月吉日 清ノ水
氏子 磯貝友?良」
と彫られているように見えます。
手水石

石段

参道突き当り左側の石段。途中に狛犬が見えます。

流線形の狛犬。狛犬というよりカワウソやカエルに似た変わった形です。

【狛犬(左)】
【狛犬(右)】

拝殿前の建物

現在は使われていないようです。物置? 神楽の舞台?

【左側】
左側
【右側】
右側

拝殿

拝殿と本殿
拝殿の扁額。
「神明大吉住 納奉」横書きなのに右から読むようになっています。
奉納は比較的新しく平成十五年九月吉日。
當(当)村上畑代 忠助
奉納年代よりずっと古く見えます。
拝殿の扁額

奥畑集会所

隣は奥畑集会所。明治22年の3月までは、この付近からもみじロード一帯は「駒山村」でした。
同年4月の町村施行により岩本、山中、志駒の三村を合併して「駒山村」と改称。
 
その後は君津郡(1897)⇒環村(1937)⇒峰上村(1955)⇒天羽町(1963)⇒富津町(1971.4.25)⇒富津市(1971.9.1)と目まぐるしく統廃合、改称を繰り返しています。
奥畑集会所

詳細情報

名称

住吉神社

住所

〒299-1743 千葉県富津市山中1895

定休日

なし

駐車場

境内手前の空き地に駐車可

アクセス

館山自動車道路「保田IC」より約7.6km 車で約9分
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