神明神社(しんめいじんじゃ)
富津市小久保の「神明神社」は大貫港前に鎮座する神社です。当神社は富津市内の神社としては比較的規模の大きな神社ですが、富津市史等の書籍に記載がなく創建、由緒などは調査中です。
【旧社格】調査中
【祭神】
・天照大神(あまてらすおおみかみ)
・月讀尊(つきよみのみこと)
・素盞嗚尊(すさのおのみこと)
【祭礼】7月下旬
【御朱印】不明
【由緒・沿革】(境内案内板より)
創建、由緒は不明。大正十二年(1923年)九月一日関東大震災により社殿が倒壊。大正十五年(1926年)九月十一日復興。社務所は平成七年(1995年)七月竣工。
境内は手水舎2基、石宮、記念碑等が多くあります。
一の鳥居
一の鳥居は大貫港前にあります。ここから境内まで170mほどあります。一の鳥居の形状は靖国鳥居です。皇紀二千六百年記念、昭和十五年(1940年)十一月竣工、高さ十四.四尺、冠石二十尺。
二の鳥居
境内入口に建つ二の鳥居。建立と形状は一の鳥居と同じ、高さ十六.六尺、冠石二十三尺。
二の鳥居の先に狛犬、手水舎、常夜灯が並びます。
手水舎
狛犬は天明二年(1782年)八月吉日奉納
手水舎
左右に一基づつあり、どちらも年代は不明です。
常夜灯
高さ2m位の大型の常夜灯です。奉納者に右衛門、兵衛とあるので年代は江戸時代頃と思われます。
左下は岩で囲まれた記念碑。右下は高さ2mほどの大きな石碑。何の石碑か文字は読み取れません。
左下は改築記念碑、右下はがる月山・羽黒山・湯殿山とあるので出羽三山参拝記念碑です。
境内右側の石宮8基並んでいますが、文字は見えません。
拝殿
向拝に注連縄と本坪鈴(ほんつぼすず)があります。
拝殿と本殿
左が拝殿、右が本殿。本殿の屋根は神明造です。
本殿右側の社
本殿右側に社が二社並びます。左は「小久保大黒天」、右の赤い鳥居の社は名称不明です。
4基の石宮は風化が進み文字が読めません。