SGT美術館【勝浦の美術館&カフェ】

2024年01月18日

SGT美術館(エスジーティービジュツカン)

勝浦市守谷のSGT美術館は、江戸時代から現代までの絵画や美術品、皇室調度品などを展示する美術館です。
施設はJR外房線「勝浦駅」より車で約6分。里山に囲まれた目立たない場所にあり、勝浦タンタンメン食べ歩きの際に見つけました。
 
SGT美術館は、館長の菅田孝治さんが東京にあった菅田美術館を移転し、2016年7月にオープン。SGTはSuper Great Treasure Museum(すごいお宝が見られる美術館)という意味で命名されました。
 
館内には30年にわたって集めた美術品や洋画家の西村計雄画伯の絵画の常設コーナーがあり、定期的にイベントも開催されています。

【カフェも併設】
SGT美術館の外観
【里山に囲まれた美術館】
SGT美術館の庭

1階はミュージアムショップとオープンカフェ
2階は展示場が3つに分かれています。

第一展示場(常設)

江戸時代の狩野派、琳派の美術品や、明治期に皇室などに献上した美術品が展示されています。

第二展示場(常設)

館長が私淑する西村計雄(にしむらけいゆう)画伯の展示コーナー。

第三展示場(特設)

時期により貸し展示場となります。国内外の著名画家と近代の調度品が展示されています。
 

【館内案内】
パンフレット(表)
【展示場案内】
パンフレット(裏)

第三展示場。2023年5月は洋画家の「浜田清」の絵画が展示されていました。
絵画の展示場

東方の三博士の礼拝(ステンドグラス)

メルキオール、バルタザール、カスパールの3賢者が礼拝に訪れた際の作品。
被せガラス(透明のガラスに濃い色の薄いが被せられた技法)を削った技法から15世紀後半~16世紀頃の作品であると推測されます。
(美術館の説明文より)
ステンドグラス

桑御箪笥 象牙戸杉洗出替戸月

この箪笥はSGT美術館の目玉品。明治天皇第六皇女「昌子内親王」の婚礼調度の品。
 
作者は幕末から明治にかけて活躍した、柴田是真(しばたぜしん)をはじめ長谷川 光祗(はせがわ こうし)、池田泰真(いけだたいしん)、芝山宗一(しばやまそういち)、山内玉雄(やまうちぎょくゆう)という一流の漆工、金工家5名の合作です。
 
この作品は「なんでも鑑定団」でも紹介されました。

驚きの鑑定結果は↓↓

テレビ東京 開運!なんでも鑑定団柴田是真 長谷川光衹 合作の箪笥
桑御箪笥 象牙戸杉洗出替戸月

能扇子(伝:豊臣秀吉所有)

左は「菊水模様」作者:狩野山楽(永禄2年(1559年)~寛永12年(1635年))
右は「朝顔模様」作者:狩野元信(文明8年(1476年)~永禄2年(1559年))
能扇子

カフェ&ショップ

カフェのみの利用もOK。コーヒー、抹茶セット、ソフトドリンクなどが用意されています。
カフェ
 


 

Webサイト/SNS

【ホームページ】SGT美術館
【X(旧Twitter)】sgtmuseum
【Instagram】sgt_museum
【Facebook】Sgt美術館

詳細情報

名称

SGT美術館

住所

〒299-5244 千葉県勝浦市守谷1512

お問い合わせ先

0470-64-6336

※スマートフォンの方は電話番号をタップで直接電話できますので、営業時間や定休日をご確認下さい。
また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。

営業時間

10:00~17:00

駐車場

大型バス2台
普通乗用車20台

アクセス

備考

・店内写真撮影可(フラッシュ撮影は不可)


・入館料 ホームページ入館料をご覧ください。
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