浅間神社【岩井袋港前の神社】

2020年07月09日

浅間神社(せんげんじんじゃ)

 
安房郡鋸南町岩井袋の「浅間神社」は木花咲耶姫を祭神とする神社。岩井袋港前の小高い丘の中腹に鎮座します。
 
【祭神】木花咲耶姫(このはなさくやひめ)
【祭礼】7月第2土曜 勝山地区祭礼
【御朱印】不明
【由緒・沿革】(参考文献:鋸南町史)
文明年間(1469年~1487年)本村富士山頂に大国主命を祀り、当初は甲子神社と称してて後に鯔(ボラ)建千漁の守護祈願所としました。寛永十二年(1635年)六月一日に木花咲耶姫を合祀して浅間神社と改めました。当初は郷の鎮守であったと言われています。山あしの社務所兼籠堂は寛永十二年(1635年)六月の造営、後に風雨により大破して明治三十三年現在の籠堂を再建しました。寛政九年(1797年)五月の「岩井村差出帳(覚書)」によると浅間、子ノ神、神明とありますが、それぞれ浅間神社、甲子神社、海上神社に当たるのか?
 

石垣

参道の石垣は平成四年(1992年)七月に改修されています。
 

鳥居

建立は大正六年(1917年)。形状は明神鳥居。
浅間神社拝殿のアップ
 

狛犬

階段を上ると2対の狛犬があり、両方共年代は読み取れません。
手前の狛犬(左)手前の狛犬(奥)

 
こちらは右側のみで左側がありません。
奥の狛犬(左)奥の狛犬(右)

 

手水石

拝殿左側の手水石、風化が進んでいて年代は読み取れません。元々屋根があったのですが、2019年の台風により屋根が破損してしまい、横に置いてあります。
手水石
 

頂上への石段

拝殿の左側には頂上へと続く石段があります。今回裏山へは登っていませんが、GoogleMapには「浅間神社本宮」と登録されています。
本宮への階段
 
境内は高台にあるので岩井袋港が見渡せます。
境内から見た岩井袋港
 
拝殿裏の岩穴には小さな社が鎮座しています。
拝殿裏の岩穴
 
岩穴内の社
 
拝殿右側には赤い鳥居と社があります。
拝殿右側の小祠
 
浅間神社下には鋸南町循環バス「ぐるっと・きょなん町内循環バス」のバス停があります。
ぐるっと・きょなん町内循環バス

詳細情報

名称

浅間神社

住所

〒299-2116 千葉県安房郡鋸南町岩井袋181

駐車場

あり

アクセス

JR内房線「安房勝山駅」より約2km 徒歩約24分
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