浅間神社(せんげんじんじゃ)
安房郡鋸南町岩井袋の「浅間神社」は木花咲耶姫を祭神とする神社。岩井袋港前の小高い丘の中腹に鎮座します。
【祭神】木花咲耶姫(このはなさくやひめ)
【祭礼】7月第2土曜 勝山地区祭礼
【御朱印】不明
【由緒・沿革】(参考文献:鋸南町史)
文明年間(1469年~1487年)本村富士山頂に大国主命を祀り、当初は甲子神社と称してて後に鯔(ボラ)建千漁の守護祈願所としました。寛永十二年(1635年)六月一日に木花咲耶姫を合祀して浅間神社と改めました。当初は郷の鎮守であったと言われています。山あしの社務所兼籠堂は寛永十二年(1635年)六月の造営、後に風雨により大破して明治三十三年現在の籠堂を再建しました。寛政九年(1797年)五月の「岩井村差出帳(覚書)」によると浅間、子ノ神、神明とありますが、それぞれ浅間神社、甲子神社、海上神社に当たるのか?
石垣
参道の石垣は平成四年(1992年)七月に改修されています。
鳥居
建立は大正六年(1917年)。形状は明神鳥居。
狛犬
階段を上ると2対の狛犬があり、両方共年代は読み取れません。
こちらは右側のみで左側がありません。
手水石
拝殿左側の手水石、風化が進んでいて年代は読み取れません。元々屋根があったのですが、2019年の台風により屋根が破損してしまい、横に置いてあります。
頂上への石段
拝殿の左側には頂上へと続く石段があります。今回裏山へは登っていませんが、GoogleMapには「浅間神社本宮」と登録されています。
境内は高台にあるので岩井袋港が見渡せます。
拝殿裏の岩穴には小さな社が鎮座しています。
拝殿右側には赤い鳥居と社があります。
浅間神社下には鋸南町循環バス「ぐるっと・きょなん町内循環バス」のバス停があります。