相浜亭【漁協直営の地魚料理】

2024年08月07日

相浜亭(あいはまてい)

館山市相浜の「相浜亭」は新鮮な地魚を低料金でお腹一杯食べられる「超高CP」のお店です。
2024年8月現在の価格は海鮮丼が950円、海鮮系の定食が1,200円~1,500円。一番豪華なイセエビ天丼が2,000円です。
 
特に冬場のウツボ天丼は名物となっていて、テレビで何度も放映されています。ほとんどの料理が驚愕の低価格(東京の半額以下)・新鮮・量が多いとあって休日は大変混雑する人気店です。
 
店舗は館山自動車道路終点「富浦IC」より車で約28分。相浜港横にあります。
※以前は相浜港正面にありましたが、相浜港横に移転しているので、ご注意ください(電話番号も変更になっております)
 
車は公衆トイレと店舗の間に10台以上停められます。

【店内テーブル席】
店内テーブル席
【屋外席】
屋外席

海鮮丼

海鮮丼、味噌汁、小鉢が付いて驚愕の1,100円!!
海鮮丼の魚は水揚げによって変わります。本日のネタはイカ、イナダ、マグロ、タコ、白身魚2点と定番の厚焼き玉子とかまぼこ。
ご飯は酢飯か白飯か忘れてしまいました。

海老丼

海老入りの天丼、味噌汁、お新香のセット。
大きな有頭海老2尾と季節の野菜が入りボリューム満点!!
海老は頭も食べられます。
エビ丼

金目定食

金目鯛丸ごと一匹、天ぷら(キスと野菜2品)、ご飯、みそ汁、お新香のセットが何と1,200円。
相浜亭の料理は全体的に高コスパですが、特に金目定食は超々高コスパ。
煮汁は房州風で濃厚。ウナギのタレのようにご飯が進む味です。
金目定食

イセエビ天丼(期間限定)

下の写真が、イセエビ天丼。イセエビが丸ごと一尾入り、頭は味噌汁になっています。
お店に確認はしていませんが、毎年6月1日~7月31日までは千葉県のイセエビ禁漁期間です。
イセエビ天丼

ウツボ天丼(期間限定)

テレビで何回も放映された「ウツボ丼」。海のギャングと言われるウツボですが、食べると意外に美味しい魚です。相浜周辺では「ナマダ」と呼び、冬季にウツボ漁を行い干物や唐揚げにします。ウツボ丼は11月から3月位まであります。
 
ウツボ天丼

うつぼ(なまだ)の干物

南房総ではうつぼのことをナマダと呼びます。12月頃になると目の前の相浜港では、ナマダ漁が始まります。水揚げされたナマダは天日干しにされ、漁港周辺に吊るされます。
 
ウツボはウナギ目ウツボ亜目ウツボ科の魚でうなぎの仲間です。種類により体長は異なりますが、相浜で水揚げされるうつぼは1m前後のものが多いです。
 
日本では南房総、紀伊半島、四国、九州、沖縄などでうつぼが食用とされています。
うつぼは、皮と身の間にコラーゲンを豊富に含みます。
 
小骨が多く調理が面倒ですが、刺身、干物、蒲焼、唐揚、天ぷらなどに利用されます。
南房総でナマダ料理を出す店は、昔はちらほら見かけましたが、今では少なくなってしまい相浜亭以外で見かけたことはありません。
干物は時々販売されています。
 
私は自分でウツボを釣って色々と調理し、実際に食べてみました。
ウツボの釣り方とたべ方
 
相浜港のうつぼの干物(表面)相浜港のうつぼの干物(裏面)

相浜亭のメニュー

※掲載した料金・メニューは2024年9月時点のものです。参考情報としてご覧ください。
海鮮丼
海老丼とアジフライセット
金目定食
 
店の外では大きなアワビの仕込みの最中です。
店舗前の相浜漁港直売所で伊勢海老、サザエ、アワビ、干物を購入して店内で海鮮バーベキューを楽しむことができます。
大きなアワビを捌く様子
 
店の正面は相浜漁港。
相浜漁港の風景
エサが豊富な漁港周辺にはネコがつきもの。とても人馴れしています。
茶トラを撫でている間、サビトラの猫はずっと舌が出たまま。舌をしまい忘れています。
相浜漁港の猫

詳細情報

名称

相浜亭

住所

〒294-0235 千葉県館山市相浜235

お問い合わせ先

0470-28-3035

※スマートフォンの方は電話番号をタップで直接電話できますので、営業時間や定休日をご確認下さい。
また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。

定休日

水曜日
※新型コロナウイルス拡散防止期間中は、営業日、営業時間が変更になる場合があります。

営業時間

10:00~15:00

駐車場

あり

アクセス

備考

【クレジットカード】使用不可
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