

相浜亭(あいはまてい)
相浜漁港目の前の「相浜亭」は新鮮な地魚を低料金でお腹一杯食べられる「超高CP」のお店です。イセエビ・アワビの料理も千円台。
特に冬場のウツボ天丼は名物となっていて、テレビで何度も放映されています。ほとんどの料理が驚愕の低価格(東京の半額以下)・新鮮・量が多いとあって休日は大変混雑する人気店です。
※掲載した料金は2017年7月時点のものです。
イセエビ天丼
上の写真が、イセエビ天丼。イセエビが丸ごと一尾入り、頭は味噌汁になっています。
とこぶし定食
柔らかく煮たトコブシが2個とサザエに刺身となめろうが入ったメニュー。非常に人気があり、すぐに売り切れとなってしまいます。
トコブシはアワビに良く似て美味しい貝です。アワビとトコブシの主な違いは以下の通りです。
【大きさ】アワビ:20cm以上になる。 トコブシ:大きいもので10cm位
【貝殻の穴の数】アワビ:2~6個(平均4個位)。 トコブシ:6~9個(平均6個位)
【味】一般的にはアワビが上とされているようですが、違いが分る人は少ないようです。一番の違いは食感で、アワビは硬くトコブシは柔らかいそうです。
相浜定食
当日水揚げされた魚の刺身、なめろう、天ぷらの盛り合わせにイセエビの味噌汁と小鉢3つがセットになった豪華版の定食。
はらいっぺぇ定食
刺身の盛り合わせ、天ぷら、煮魚がセットになった「はらいっぺぇ定食」が1,000円と格安!
ウツボ丼
テレビで何回も放映された「ウツボ丼」。海のギャングと言われるウツボですが、食べると意外に美味しい魚です。相浜周辺では「ナマダ」と呼び、冬季にウツボ漁を行い干物や唐揚げにします。ウツボ丼は11月から3月位まであります。
うつぼ(なまだ)の干物
房総ではうつぼのことをナマダと呼びます。12月頃になると目の前の相浜港では、なまだ漁が始まります。水揚げされたナマダは天日干しにされ、漁港周辺に吊るされます。
ウツボはウナギ目ウツボ亜目ウツボ科の魚でうなぎの仲間です。種類により体長は異なりますが、相浜で水揚げされるうつぼは1m前後のものが多いです。
日本では南房総、紀伊半島、四国、九州、沖縄などでうつぼ漁が行われ食用とされ、皮と身の間にコラーゲンを豊富に含みます。
小骨が多く調理が面倒ですが、刺身、干物、蒲焼、唐揚、天ぷらなどに利用されます。
南房総でナマダ料理を出す店は、昔はちらほら見かけましたが、今では少なくなってしまい相浜亭以外で見かけたことはありません。
私は自分でウツボを釣って色々と調理し、実際に食べてみました。
ウツボの釣り方とたべ方
相浜亭のメニュー 2017年5月現在
金目鯛の煮魚と天ぷらがセットになった「金目定食」が1,000円、「伊勢海老の盛り合わせ」が1,200円など驚きの価格。普通の料理店の半額以下です。
店の外では大きなアワビの仕込みの最中です。
店の横では猫が魚アラを求めて集まっています。
店の正面は相浜漁港。
詳細情報
名称
住所
お問い合わせ先
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