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鶴崎神社【源義経弓流し図ー鋸南町文化財】

鶴崎神社の鳥居

鶴崎神社(つるさきじんじゃ)/(鶴ヶ崎神社)概要

 
安房郡鋸南町元名の「鶴崎神社」は誉田別命を祭神とする神社です。拝殿の天井には鋸南町文化財に指定されている「源義経弓流し図」があります。
 
【祭神】誉田別命(ほんだわけのみこと)
【社格】旧郷社
【祭礼】保田地区合同際(9月第3土曜・日曜)
    お祭りでは屋台の上に大きな杉を立てた「大杉様」という非常に珍しい屋台(安房地方唯一)が見られます。
【御朱印】神社にお問い合わせください
【文化財】大絵馬源義経弓流し図(平成元年二月八日指定)
【由緒・沿革】(参考文献:鋸南町史)
元名海岸鶴が崎に続く小丘の南山麓、通称「八幡」に鎮座。神崎家文書によると元禄元年(1688年)本社再建立とあります。慶長検地帳に記載はなく元和六年(1621年)検地帳には八幡崎八幡やしきの名があって、慶長末(1615年)から元和の初めにかけて祀られたと推定されています。当初は名主の岩崎氏の屋敷内に祀られ後に同家がみろく堂または平田の地に移る際に寄贈されたとの口伝とも符号しています。
 
棟札は宝永(1704年)以降のもののみ存在、元禄の大地震(1703年12月31日)の津波に被災したのか、宝永三年(1707年)建立とあります。その後、寛政元年(1789年)、安政三年(1856年)、安政七年(1860年)、文久二年(1862年)、慶応二年(1865年)に修改築されています。元拝殿は明治八年(1875年)に造営(明治八年以降のについて記録がみつからないため詳細は不明)
 
御神体は豆州(ずしゅう:伊豆)の産石で天明年間(1781年~1789年)日本寺の羅漢像を彫った「大野英令」刻とあります。
 


 

境内案内

 
境内は広く鳥居から拝殿まで約100mの参道が続いています。
鶴崎神社の参道と境内
 

鳥居

 
入口の御影石製の鳥居は享和元年(1801年)建立。形状は明神鳥居です。
 

手水石

 
安房地方の神社仏閣を1,000件位撮影してきましたが、これほど大きな手水石は記憶にありません。おそらく小さな神社では、安房地方最大級のものではないでしょうか。風化が進み年代を読むのは難しいですが、鋸南町史によると明和五年(1768年)三月山野井忠兵衛の寄進とあります。
鶴崎神社の手水石
 

拝殿

 
向拝に彫刻はありません。拝殿手前には銅製の大きな本坪鈴(ほんつぼすず)があります。手前の小さな狛犬は日本寺にゆかりがあると伝わります。
鶴崎神社の拝殿
 

大絵馬源義経経弓流し図

 
拝殿の天井には鋸南町有形文化財指定(平成元年二月八日指定)の「大絵馬源義経経弓流し図」が描かれています。
(境内の案内板より)
桐板製、屋根型造り、縦137.5cm、横166.5cm源平合戦中屋島の戦いで、海中に乗り入れた馬上の源義経が、合戦中に落とした弓を鞭(むち)でかき寄せている義経弓流しの場面を描いた大絵馬です。義経の姿を見た家来が、そんな弓は捨て置いてください。と言うと、義経は「私は弓が惜しくて拾っているのではない。この弓は敵方に渡り、こんな弓が源氏氏の総大将の弓か、と嘲笑されるのが嫌でかき集めているのだ」と言ったそうです。この図の左下墨に「大野英令」の落款と「當処(とうしょ)若者中」の銘が入っています。
 
大野甚五郎永令(おおのじんごろうひでのり)は、江戸時代後期の安永九年(1780年)から寛政十年(1798年)まで門下とともに鋸山日本寺の羅漢石像造立にたずさわった上総国桜井(現木更津市)の名工です。この大絵馬は英令最晩年の作であり、また現存する唯一の絵馬と考えられます。
(途中省略)
 
鶴ヶ崎神社の祭神は誉田別命、通称は八幡神で源氏の氏神でもあります。江戸時代初期に、元名村名主岩崎家が屋敷内に祀り、後に村持ちになったと伝わります。
鋸南町教育委員会
鶴崎神社の拝殿アップ
 
本殿
鶴崎神社の本殿
 

稲荷神社

 
本殿左には稲荷神社の赤い鳥居があります。この山頂にある稲荷神社はもと字城山、稲荷(とうか)ノ森より移したもので石造の小宮、木造の雨屋をかけ、笠間の紋三朗稲荷と言われます。
拝殿左の鳥居
 

拝殿右側の社

 
拝殿右側には合祀しした「大神宮」、「若宮八幡宮」、「天満神社」、「秋葉山神社」の社が並んでいます。
拝殿右側
 

常夜灯

 
この常夜灯独特の形状で初めてみる形の物です。「大野英令」が彫ったものなのでしょうか?相当な年代を経ていると思われ補修した形跡があります。
変わった形の常夜灯
 

伊勢皇大宮

 
享和二年(1803年)法道院法印春栄が社殿再建立、別当として奉幣。
 
伊勢皇大宮
 

若宮八幡宮

 
以下に記載した再建の日は鋸南町史に記載されているものであり、後日改修や再建が行われていると思われます
 
祭神は仁徳天皇、創立は不詳。現祠は寛政十二年(1800年)四月再建。
若宮八幡宮と山王様
 

天満神社

 
祭神は菅原道真(学問の神様)。かつて字天神面にありましたが、現在地に奉還。天神面の名は古検になく元禄名寄に見られるので、元禄少し前の祭祀と思われます。現宮は明治三十二年(1899年)九月十五日の建造。ご神体の菅原道真公は、嶺岡産の黒石を使い、座像高さ30cm余り、両袖を左右に開き、胸部に梅花の紋章を描いています。
 

秋葉山神社

 
境内大銀杏下の石造の小祠。弘化五年(嘉永元年1848年)保田の存林寺の悟山和尚の勧請と言われます。
天満宮
 


 

祭礼

 
鶴崎神社の祭礼は毎年9月の第三土曜・日曜に開催されます。このお祭は保田周辺の地域にによる合同祭で、大杉様という珍しい屋台を見ることができます。
保田の祭礼の詳細については保田地区祭礼をご覧ください。
吉浜の大杉様

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