猟師工房ランド【ジビエ肉とジビエバーガー】

猟師工房(りょうしこうぼう)／ANRYS GIBER BURGER

 
君津市香木原の「猟師工房」は廃校となった香木原小学校の跡地を利用して生まれた施設です。
店舗は県道24号線沿い、ハート型の光で有名な濃溝の滝／亀岩の洞窟のすぐ近くです。
 
店内では、イノシシ、シカ、キョンなどの肉やソーセージ、ペットフードや狩猟をテーマにした工芸品などが販売されています。
校庭を利用した庭は広く、大型のドックランがあり、ウッドデッキではジビエバーベキューを楽しめるようになっています。
 
猟師工房隣のANRYS GIBER BURGERではシカ、イノシシ、キョンのジビエバーガーやジビエのソーセージなどが販売されています。
 

ジビエとは

 
ジビエ（gibier）はフランス語で狩猟で捕獲された野生の鳥獣の食材のこと。フランスでは昔から特別な高級食材として利用されてきました。
日本で一般的にジビエが広まったのは明治以降とされていますが、それ以前にも野鳥やウサギなどが食べられてきました。近年、野生動物の増大とともに脚光を浴びるようになりました。
ジビエ肉は血抜きの技術や個体により味が一定していません。飲食店で提供する場合は、保健所の許可を得た野生鳥獣解体処理施設で処理したものしか提供することができません。
 
南房総の解体処理施設、ジビエが食べられる飲食店、ジビエのイベントは房総のジビエ情報まとめをご覧ください。
 

冷凍ジビエ肉コーナー

 
肉は猪、鹿だけでなく、キョン、アライグマ、タヌキ、ハクビシンなど変わったものもあり、ヒレ、ロースなど部位ごとに販売されています。
 
ジビエの生食は大変危険です！！
野生動物は寄生虫、病原微生物、大腸菌、肝炎などの食中毒リスクがあります。
・生食はしない
・必ず中心まで火を通す
・ＢＢＱなど生肉の箸と食べる時の箸は同じものを使わない。
・まな板、庖丁、食器などは熱湯で消毒する。

ジビエ冷凍肉販売コーナー

定番のイノシシ、シカの他にもキョン、タヌキ、ハクビシン、アライグマなどもあります。これらの肉をセットにして食べ比べが出来たら面白いと思います。
 

ペットフードコーナー

 
鹿肉のジャーキーとミンチ、猪肉のジャーキーやカリカリ、変わったものでは鹿皮のガムもありました。

工芸品販売コーナー

 
鹿の毛皮、角、骨のキーホルダー

 
実物大の猪の置物はとても愛嬌があります。この猪は乗るこてかでき、インターネットでもたくさん紹介されています。
鹿やキョンの頭蓋骨は店内の照明などにも利用されています。頭蓋骨の照明を使うと、少し怪しい雰囲気になり面白いです。

 
野生のガチャガチャは何が入っているのかは確認できませんでしたが、キーホルダーなどが入っているのかも知れません。
この福袋は中が見ることができます。（店員さんがお客さんに中を見せていました）中にはとても変わった形と模様の鹿の角が入っていました。

 
壁には鹿の頭蓋骨のオブジェが並んでいます。
骨を使ったキーホルダーは多数販売されています。今回は見ることができませんだしたが、FaceBookにはマダニの絵のＴシャツも紹介されていて、かなりインパクトがあります。

ANRYS GIBER BURGER

 
猟師工房隣の「ANRYS GIBER BURGER」では、名物のジビエバーガーやジビエのソーセージが販売されています。
また、予約制になりますが、キョン、鹿、猪のバーベキューもあります。

 
見た目では違いがわかりませんが、下の写真はキョンと鹿のハンバーガーです。
このハンバーガーは何回の試行を繰り返しでできたそうで、とても良く出来ています。
バンズはふんわりとやわらかく、パテは味が濃く、ソースもパテの味を引き立てています。
私は一般に販売されているハンバーガーより美味しいと思います。
 
ジビエ肉は固い場合が多いですが、粗挽のミンチにすることで固いことが逆にメリットとなっています。
肉は衣を付けて揚げてあり油分を補ってあるのでパサついた感じがありません。

 
これは猪のバーガー。ソースは赤ワインとトマトベース、スパイスも試行錯誤を繰り返したオリジナルのものを使っているそうです。

 
イノシシのフランクフルトも粗挽の食感が良く大変ジューシー。燻製の香りも良いです。

 

メニュー

※メニューは2020年2月時点のものです。

ハンバーガー

■キョンバーガー（限定10食）

■鹿バーガー

■猪バーガー

フランクフルト

■猪フランクフルト
■鹿チョリソー
 

その他

■キョン肉ナゲット
■ジビエＢＢＱセット（要予約）