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竹岡のヒカリモ(黄金井戸)【国指定天然記念物】

黄金井戸のヒカリモ

竹岡のヒカリモ発生地

富津市萩生の皇神社境内の洞穴(黄金井戸)は日本で初めて発見されたヒカリモの群生地があり、国の天然記念物(昭和3年11月30日)に指定されています。
千葉県ホームページ竹岡のヒカリモ発生地
 
黄金井戸は国道127号線沿いにあります。車は境内に無料で停められます。
皇神社境内
 
黄金井戸左の大日堂には大日如来(密教の本尊)が祀られています。
黄金井戸左の大日堂
 
黄金井戸右の龍神堂には龍神(水神、海神)が祀られています。
黄金井戸右の龍神堂
 

黄金井戸

この洞穴は高さ3m、奥行き5m、幅3m、水深70cmほどの海蝕洞で水が涸れることがなくヒカリモの繁殖に適しています。
黄金井戸の全景
 
洞窟内には弁財天(七福神の一つでインドの女神)が祀られ、社の奥は光をあてたように水面が黄金色に輝いています。
昔から土地の人は「黄金井戸(こがねいど)」と呼んで、洞窟内に弁才天を祀って大切に保護してきました。
 

ヒカリモとは

ヒカリモ(光藻、学名:Ochromonas vischeri)は、日本各地の洞窟や山陰の水溜りなどに見られますが、毎年同じ場所に大量に発生する例は少なく、この黄金井戸は環境や水温などがヒカリモの発生に適しているようです。
ヒカリモは、黄金藻類に属する単細胞生物で肉眼では見ることができません。通常は4月~6月に複数の層の細胞塊を形成し、ここに光が当たると鏡のように反射して光るとされています。しかし光る仕組みについては他の説もあり実際には完全に解明されていないようです。
 
千葉県の発生地としては館山市沼や鋸山などが知られています。
 
ヒカリモの見頃は4月~6月とされています。下の写真は1月下旬に撮影してものですが、かなり光って見えていました。
金色に輝くヒカリモ
 

皇神社(すめらじんじゃ)

 
境内の鳥居の上には皇神社が鎮座し、景勝地として知られています。
皇神社の鳥居
 
手水石は文化十一年(1814年)奉納。
皇神社の手水石
 
鳥居の下の階段を上ると皇神社の拝殿が見えてきます。
皇神社の拝殿
 
皇神社の創建や祭神など詳細については現在調査中です。同名の神社が千葉県の南房総市千代(千代の神社)にあり、祭神が天照大神であることから、同じ祭神かもしれません。朱塗りの拝殿は新しく見えますが、手水石は文化十一年(1814年)狛犬が慶應4年(1868年)なので江戸時代後期には建立されていなのではないでしょうか。
 
皇神社の拝殿アップ
 
撮影日は雨でしたが、拝殿は高台にあり対岸の三浦半島や川崎まで見渡せます。
皇神社境内の眺め