宝樹院【南房総市川谷】

2019年10月01日

青木山宝樹院(あおきやまほうじゅいん)

 
【宗派】曹洞宗
※南房総市本織延命寺末)
【山号】青木山
【本尊】地蔵菩薩
【御朱印】あり(電話にて事前に確認ください)
【境内建物】本堂 38坪、観音堂10.5坪
【由緒】(参考文献:丸山町史)
開創は不明ですが、旧丸村社寺明細帳によれば、元禄元年(1688年)開宗祖師から二十八代の法孫、鉄州武真和尚を開山第一世としたと伝えられています。
第十四世住職永田竜真は、観音堂設立を発願し各地を布教行脚して浄財を求め、昭和五十六年その心願を達成しました。
 
宝樹院入口の案内板の画像
 
国道410号線沿いに「宝樹院」の看板があります。
 

境内

 
手前が本堂、奥が観音堂です。
 
宝樹院境内の画像
 

本堂

 
宝樹院本堂の画像
 

観音堂

 
<観音堂前の案内板より>
 
当山安置の厄除観世音菩薩は、当時信仰も厚く、伝説も数多く、世代は変わり大東亜戦争の為、お堂は軍隊の倉庫となり、本尊様は本堂へ借り住まいし、お堂は土砂崩れの為、取り払いの運命になりました。昭和五十三年七月再建工事に取り掛かり、昭和五十三年三月完成しました。住職は昭和五十七年五月七日に他界の人となられましたが、当山十四世真龍大和尚が広く信仰ある人々のため後記の如く、世に無きお堂を建立することに心を打込み、十五年掛り、日本中名高い礼所霊場を巡礼しお堂のお砂と納経帳を一ヶ寺づつ三百八十二ヶ寺よりお受けし、お堂の下には、お砂が納めてあります、廻り基礎下に信者のお書きになったお経(写経)が納められ、丸柱の根本には住職の写経が打込まれ一枚一枚の屋根瓦の裏には心経の写経が入れてあり、頂上棟の瓦の中には、長い観音経の写経が半紙十六枚納められ、誠に写経のお堂は外にはございません。お堂内は厄除第一観世音菩薩と共に不動明王と、お金のご利益毘沙門天が祀られ、三百八十二ヶ寺の巡礼したお経堂が祀られてあります。このお堂へ一度お参りする者は三百八十二ヶ所の霊場地へ参拝した御利益に浴します。
平成三十年九月吉日
 
宝樹院観音堂の画像
 

手水石

 
宝樹院手水石の画像
 
宝樹院の墓地の画像
 


 

周辺案内

 
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詳細情報

住所

〒299-2504 千葉県南房総市川谷158

お問い合わせ先

0470-46-2232

※スマートフォンの方は電話番号をタップで直接電話できますので、営業時間や定休日をご確認下さい。
また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。

駐車場

あり

アクセス

JR内房線「南三原駅」より約8.5km 車で約12分
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