長谷山 普明院 慈眼寺
【宗派】天台宗
※南房総市石堂石堂寺末
【称号】長谷山 普明院 慈眼寺
【本尊】聖観世音菩薩
【由緒】創立は不明。天文二一年(1552年)大阿闍梨宗聚法印の中興。昔は丸本郷十王台にありましたが、後に西原字長谷に移り再度現在地に移りました。天文二一年(1552年)二月十五日宗聚の折豪族丸常種が鰐口一口を寄進し、安永二年(1773年)小笠原上総介家臣の加瀬七郎右エ門が半鐘を寄付したと記録に残っています。
明治二十九年小戸の廃寺東福寺(元慈雲寺末)の本堂を移して庫裡に改築しました。当山に安置されている虚空蔵菩薩像は、その昔館山市笠名のお堂にお祀りされていた仏様で行基菩薩の作であり、霊験あらたかであり、多くの人々から厚く信仰されていたと伝えられます。
境内には素兆の句碑があります。
「朧夜と見る間に竹の雫かな」
(丸山町史より)
本堂
本堂は平成二十一年に改修されています。
地蔵は昭和五十六年に改修、創建は文化四年(1807年)頃と刻まれています。
詳細情報
住所
〒2992514 千葉県南房総市西原883-1
駐車場
あり