前田神社(まえだじんじゃ)/大宮神社(おおみやじんじゃ)
前田地区の田園地帯の一角に鎮座する神社です。鳥居には前田神社、拝殿には大宮神社と記されています。
【祭神】大己貴命(おおなむちのみこと)→大国主神
【御朱印】なし
【由緒】参考:丸山町史
詳細は不明のようですが、社伝記によると神亀元年(724年)創建とあります。口碑によれば、治承四年(1180年)九月源頼朝が丸郷を訪れたとき、当社も参拝し戦勝を祈願され神刀と幣帛(へいはく)を賜ったとされます。正長年間(1428年~1429年)に丸但馬守が社殿を造営し御供料を寄進したと伝えられます。境内付近には宮前、鳥居前、御初穂免、神楽免、大宮免などの地名が残されています。
鳥居
平成19年12月吉日奉納
常夜灯
かなり読みづらいですが、明治三十一年(1898年)二月奉納です。
参道はすべて坂道です。
参道右側には庚申塚があります。
手水鉢(ちょうずばち)
参道の階段を上りきった左側には小さな手水鉢があります。
江戸時代末期の安政六年(1859年)未九月吉日奉納です。
拝殿右は社務所?集会所?何の建物なのか分かりませんでした。
拝殿
拝殿は、享保二年(1717年)に改修されました。
左が出羽三山の参拝記念(明治三十一年)右が大震記念碑です。