

そば処 食楽膳(そばどころ しょくらくぜん)
君津市三田の「そば処 食楽膳」は、そば粉十割の「田舎蕎麦」と「更科変り蕎麦」の二色盛りが味わえる手打ち蕎麦店です。
店舗は久留里街道沿い。「三田交差点」近く。最寄り駅はJR久留里線「小櫃駅」徒歩約12分。車は店舗の敷地に停められます。




入口は下の写真を参考にしてください。
玄関は落ち着いた旅館のような造りとなっています。
2025年現在のクチコミ件数は57件。総合評価は4.1点。多くの人が書いているようにメニューは冒頭で紹介した1種類です。




店内は和室2部屋でテーブル6席、座敷8席です。
房州上総とんぼ
オーナーの木童政幸さんは黒文字の木と煤竹(すすたけ)で作った「房州上総とんぼ」の工芸作家です。
店内には様々な作品が展示販売されています。




こちらは玄関横の展示室。温かみのある木製の電気スタンドです。
田舎蕎麦と更科変わり蕎麦
蕎麦2種類と季節おかずのセット。
今日のおかずは味噌田楽、切り干し大根、かぼちゃの煮物と浅漬けの4種類。蕎麦の薬味としてネギ、もみじおろし、わさびが添えられています。
メインの蕎麦は蕎麦粉100%の田舎蕎麦(十割蕎麦)と更科蕎麦(黒ごま)の盛り合わせです。
やや太めに切られた素朴な田舎蕎麦、上品な甘味を感じる更科蕎麦と対極の関係にある蕎麦が同時に味わえます。




一口に蕎麦といっても色々な種類があります。蕎麦粉と小麦粉の割合だと十割、二八など。産地で分けると江戸前の「藪蕎麦」、「砂場蕎麦」、「更科蕎麦」や岩手県の「わんこ蕎麦」、長野県の「戸隠蕎麦」、島根県の「出雲蕎麦」など、多くの種類があります。
私は1年ほど蕎麦屋に勤めたことがあり色々な店を食べ歩きました。今日初めて気が付いたのは、あの有名な更科蕎麦を食べたことがないということ。
千葉県南部には更科を出す店が見つからないのです。
更科蕎麦を食べたのは今日が初めてで自分なりの意見は持っていませんが調べたことは以下の通りです。
更科蕎麦とは
江戸の蕎麦店「信州更科そば処 布屋太兵衛」が発祥といわれている。藪、砂場と並び江戸そばの御三家と呼ばれる。産地は信州の更級(現長野市)で「更級」を「更科」としたのは
店主の意向(恩義を受けた保科家の字を当てた)による。
そば粉の胚乳の中心部である「一番粉」を使用しており、白く高級感があるのが特徴。殻の部分を使用しないため蕎麦の香りは弱いものの、ほのかな甘みと喉ごしの良さが持ち味。
色が白くクセが少ないことから季節の食材を練り込んだ「変わりそば」や「色物」の材料として人気。三色そば、五色そば、茶そば、ゆず切り、海老そばなどが有名。
参考:Wikipedia更科 (蕎麦屋)他、数サイト
メニュー
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座席数
座敷8席