さとみ寿司
富津市湊の「さとみ寿司」は今年(2020年)で創業35になる老舗寿司店です。店舗は上総湊駅から徒歩5分、国道127号線沿いのセブンイレブンの裏側。以前紹介したバカノリカレーで有名なあさるとの2軒隣です。
駐車場は店舗前です。隣りは「山の上の下」という面白い名前の定食・うなぎ店で、こちらも刺身定食が好評のようです。
富津市内を走ると「はかりめ丼」と「生のりフェア」というノボリをあちこちで見かけます。
「はかりめ」とは穴子のことで富津市の名物です。地元の漁師や市場では、細長い形が秤目(バネ秤)に似ているのでこう呼んでいます。富津産(東京湾)の穴子は身が柔らかく脂がのっているのが特徴です。
「生のりフェア」は富津市観光協会が中心となって開催されるイベント。毎年1月中旬から2月末まで開催され各店舗で工夫を凝らした生のり料理が味わえます。
名物にうまいもの無しという言葉がありますが、「はかりめ」と「生のり」については両方ともうまいと思います。
店内はカウンター5席、小上がり10席で、奥に個室(座敷)があり10名程度の宴会ができます。カウンターの方は満席なので撮影はできませんでしたが、大将と女将さんの接客も良いです。
冬瓜(とうがん)の煮物
最初に出てきたのが冬瓜と鶏挽肉の煮物。冬瓜は舌で潰れるほど柔らか。薄味でとても気に入りました。
はかりめ丼
アナゴはウナギの仲間で形も似ていますが、味わいは少々違います。ウナギは濃厚でこってりとした味、アナゴはあっさりとした風味。どちらも甲乙つけがたく私はどちらも大好きです。値段はアナゴの方が圧倒的に安くウナギの1/2~1/3位です。
はかりめは、丼と重の2種類があり下の写真ははかりめ重。
煮たアナゴを焼いてあります。アナゴはとろけるように柔らかく焼き目が香ばしい! この旨さで1,500円(丼は1,200円)なのでとても得した気分です。
※価格は2020年9月時点のものです。
余談ですが、私が若い頃、寿司屋でバイトをしていてアナゴの注文が入るのがとても嫌だったのです。その店では煮アナゴを一つ一つ網で焼くのですが、アナゴはとても柔らかく網にくっつくのです。バーナーで焼くと簡単なのですが、やはり味は違います。裂くのも大変、一度軽く煮た後もタワシでヌメリをとったりと、とにかく手間がかかる魚なのです。アナゴは仕込みを丁寧にやらないと味が格段に違ってきます。やっぱりアナゴはお店で食べるのが一番です。
潮汁
寿司や丼には潮汁が付きます(おかわり自由)この汁は透明で雑味がなく上品。三つ葉の香りがイイです。
上記の他に「アナゴの頭」も食べたのですが、夢中で食べてしまい写真を撮るのを忘れてしまいました。アナゴの頭を骨まで柔らかく煮た佃煮風の煮物でした。少し濃い目の味付けなので、これを少しづつ食べながら日本酒を飲んだら最高だと思います。
メニュー
価格は全体的にリーズナブルで高コスパです。
※メニュー・価格は2020年9月時点のものです。
サービスランチ
※ランチすべてお吸い物付き
■房総すし
房総の地魚を使った握り寿司
■房総すし
■穴子すし
■海堡丼(かいほう丼)
■鉄火巻き
生のりフェア
※季節限定12月1日~2月末
■大和芋入り
大和芋+生のり
※季節限定12月1日~2月末
■大和芋入り
■サンガ焼き
■三杯酢
■お味噌汁
はかりめ料理
■はかりめ重/丼
おすすめ!
■はかりめ重/丼
■はかりめ煮焼き
■はかりめ白焼き
■はかりめ玉子焼き
■はかりめ寿司
寿司も全体的にリーズナブル。高級ネタも入って高コスパです。
他にも一品料理多数。多くて書ききれないので私が食べてみたいと思う物を紹介します。
■ナマダ唐揚げ
■鯨さしみ
■黄金鯵寿司/丼
■黄金鯵フライ
詳細情報
名称
住所
お問い合わせ先
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また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。
定休日
営業時間
駐車場
座席数
カウンター 5席
個室(座敷)10席
アクセス
車 :富津館山自動車道路「富津中央IC」より約4.1km 車で約7分