ひさご食堂の元祖ザーザーメン

2019年11月02日

ひさご食堂

 
日本三大朝市の一つ「勝浦の朝市」の会場内にある「ひさご食堂」は昭和41年創業の老舗食堂です。
店舗前に元祖ザーザーメンのノボリがありますが、ザーザーメンとは何なのでしょう?
とても気になったので食べてみました。
 
ひさごの店舗外観
 
店内はカウンター4席、小上がり8席に個室があります。
小上がり
 
個室も用意されています。夜は23:00まで営業しているので地元の方は居酒屋として利用しています。
 
個室
 

ザーザーメンとは

 
勝浦市のご当地ラーメンは「勝浦タンタンメン」が有名ですが、もう一つの隠れた名物が「ザーザーメン」です。この2つは古くから海女さんなど漁業関係者が冷えた体を温めるために食べられてきました。店の前に「元祖ザーザーメン」のノボリがありまが、かなり古くに最初にザーザーメンを作っていたお店があって、お店が閉店してしまいひさごのオーナーが復活させたそうです。名前の由来はジャージャーメンをモジッタものなのかどうか?オーナーに聞いてみると「よくわかんねぇけど昔からそう呼んでるよ」
とのこと。
 
丼一杯に入ったザーザーメンは、ラーメンというよりは大きなあんかけ焼きそばといった感じです。麺は中太のストレートで箸で持ち上げるとスープ(アン)が絡んできます。味は味噌ベースで豆板醤、ラー油、ニンニクが香ります。このラーメンはとにかく量が多く1杯食べると満腹になります。
 
ひさごのザーザーメン
 
野菜はモヤシ、ニラ、ニンジン
 
ザーザーメンのアップ
 

タンタンメン

 
ひさごのタンタンメンは一般的な「勝浦タンタンメン」とは少し違っています。一般的なタンタンメンはスープが赤くラー油が多く入り煮込んだ玉ネギが入っています。ひさごのスープは醤油ラーメンと同じ色で玉ねぎはシャキシャキ感が残りモヤシやニラなど野菜が多いのが特徴で辛味もマイルドです。
 
タンタンメンのアップ
 

メニュー

 
※メニューは2019年10月現在のものです。
 

定食・丼物

定食は肉生姜焼き定食1種類、丼物はカツ丼、親子丼、中華丼、玉子丼の他に房総産サザエを使ったサザエ丼がおすすめ。ご飯物はカレーライスとチャーハン。
 

麺類

ラーメン、みそラーメン、タンタンメン、ザーザーメン、タンメンと野菜そばの違いを聞いていませんが、タンメンは塩味で野菜そばは醤油味なのかも知れません。
変わったものとしてにらそば、カレーそば、にんにくラーメン、わかめラーメンがあります。にんにくラーメンというのがちょっと気になります。
 

一品物

にら炒め、野菜炒め、スープは玉子、野菜、わかめの3種類
 
夜は居酒屋としても営業しているので揚げ物などのつまみ類も豊富です。

 
ひさごのメニュー
 
麺類メニュー

詳細情報

名称

ひさご食堂

住所

〒299-5235 千葉県勝浦市出水1268

お問い合わせ先

0470-73-1845

※スマートフォンの方は電話番号をタップで直接電話できますので、営業時間や定休日をご確認下さい。
また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。

営業時間

昼:11:00~14:00
夜:18:00~23:00

駐車場

なし

座席数

カウンター4席
小上がり8席
個室(座敷)8席

アクセス

JR外房線「勝浦駅」より約500m

備考

【喫煙】全席可
【クレジットカード】使用不可
【出前】可
このページをご覧になった方は
こんなページもご覧になっています