自性院(じしょういん)【南房総市和田町】

2019年06月26日

海発山自性院(かいほつざんじしょういん)

 
<境内の自性院略縁起より>
【宗派】臨済宗建長寺派
【本山】(鎌倉)大本山建長寺
【山号】海発山
【本尊】十一面観世音菩薩・脇侍 地蔵菩薩
【開山・開基】開基(不詳) 中興開基、本間兵庫頭義秀、開山 宝冥誉和尚・開創元徳元巳(1329年)
【由緒、略歴】宝冥誉和尚開山してより衰微の一途をたどり、二百六十余年を経て慶長年間(1596~1614)に至り、本間兵庫頭義秀の外護により安室冨和尚が中興し面目を一新した。その後、元禄、大正の二回に亘る震災にあい古文書等は散失し、その間の栄枯盛衰は判然としない。
 
また、明治三十五年に当院鎮守として、静岡県引佐郡奥山の臨済宗大本山方廣寺から半僧坊大権現を勧請し、往時は特に海上安全、大漁祈願の祈祷を厳修し近在漁民の信仰を集めた。
 
大正時代に入り、大正四年四月から同十一年四月までの七年間地方青年中等教育の塾として自彊学舎(石渡塾)が自性院内に開設され、安房各町村から男子塾生が多数集まり論語、孟子など四書五経その他の学問を学んだ。
 
なお、境内建物(本堂、庫裏)は、大正十二年の関東大震災によりすべて崩壊し昭和九年に再建されたものである。当院は禅寺として開創されてから六百七十年余を経て今日に至っている。
松田地区には末寺として東林山海雲寺がある。
 
自性院の駐車場の画像
 
駐車場は国道128号線沿い。正面に見えるのがラーメン・定食のミネックスです。
 
駐車場からの入口
 
本堂裏側の画像
 
左が本堂、右が庫裏でどちらも関東大震災で倒壊し昭和九年に再建されたものです。
本堂と庫裏の間には大きなソテツが生えていて相当な年数を経ているものと思われます。
 
本堂と庫裏の画像
 
自性院本堂の画像
 
本堂向拝と木鼻は龍の彫刻が施されています。
 
本堂向拝の彫刻の画像
 
木鼻の彫刻
 
木鼻の彫刻(左側)木鼻の彫刻(右側)

 
自性院の庫裏の画像
 
以前に使われていた本堂の鬼瓦。屋根の上にある時はそれほど大きく感じませんが、近くでみるとかなりの迫力です。
 
本堂の鬼瓦の画像
 


 

周辺案内

 
ミネックス 定食・ラーメンがリーズナブル!
 自性院駐車場正面
いわし料理なむら 「日本の宝物」世界大会優勝店。イワシ漬け丼、ひしこ押し寿司がおすすめ。
 自性院から約850m 
盛栄堂 和菓子の老舗。さざえ最中、生チョコ餅、くじら饅頭などオリジナル商品が多数あります。
 自性院から約1.1km
和風れすとらん一天張 岩手のブランド豚「岩中ポーク」を使ったとんかつが名物
 自性院から約1.1km 
ステラ クジラを使ったランチがリーズナブル。夜はカラオケスナック。
 自性院から約1.2km
シーサイドキッチングロウ ランチ&洋風居酒屋
 自性院から約1.3km
うなぎ新都 古民家をリノベーションした鰻屋。
 自性院から約1.4km 

詳細情報

名称

自性院

住所

〒299-2712 千葉県南房総市和田町海発1459

お問い合わせ先

0470-47-2412

※スマートフォンの方は電話番号をタップで直接電話できますので、営業時間や定休日をご確認下さい。
また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。

駐車場

あり

アクセス

JR内房線「南三原駅」より約240m 徒歩約3分

備考

【御朱印】あり
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