ホルトの木
南房総市富浦町深名の里山ハイキングコース内には「ホルト」の大木があります。ホルトの木とはあまり聞き慣れない名前ですが、南西日本では多い木だそうです。
学名はElaeocarpus sylvestris var. ellipticusと言いホルトノキ科の植物です。名前の由来はポルトガルの意味とか、江戸時代のホルト油(オリーブ油)がとれるとか言われていますが、はっきりしないようです。7月~8月に白い花が咲き、秋にはオリーブに似た実が成ります。
※ここのホルトの木は、南房総市富浦町大津の宮本城址のホルトの木(平成14年3月28日 南房総市指定天然記念物)とは別の木です。
場所は富浦から岩井に抜ける道の深名公会堂の近くで、あべびわ園の裏です。
入り口には富浦地域づくり協議会さざなみの看板があります。
ホルトの木は奥まった場所にあるのですが、案内板に従って歩いて行けば簡単に見つけられます・
幹線道路から数十メートル程の所に階段が見えてきます。
階段の上は平らな広場となっていて、所々に石碑があります。元は神社だったのでしょうか?
ホルトの木の幹は太く数百年を経ていると思われます。
根元は蔦で覆われ木の葉っぱは相当上の方にあります。葉は良く見るとヤマモモに似ています・
こちらの五基の石祠は文字が読み取れません
こちらは出羽三山の登頂記念碑。後ろは常夜灯でしょうか。
こちらは江戸時代の庚申神の石碑。