野島崎灯台(ノジマザキトウダイ)/野島崎公園(ノジマザキコウエン)
房総半島最南端の岬です。昔は離れ島で、元禄16年(1703年)の大地震で陸続きとなり野島崎となったいう説がありますが、元々陸続きだったという説もあります。公園内には厳島神社、博物館、野島崎灯台、地魚の食堂などが点在し、南房総一の観光スポットとなっています。
<野島崎灯台周辺の空撮動画>
野島崎公園上空をドローンで空撮しました。
伝説の岩屋
1180年伊豆から安房に渡ってきた源頼朝は野島崎に立ち寄り大岩に野島山の三文字を刻んだという伝説がありますが、史実であるとも言われています。
ここで突然の大雨でこの岩屋に身を寄せて雨を凌いだとされ「頼朝公の隠れ岩」と呼ばれています。
岩屋の大蛸の廻りにはアワビやサザエがあり、特に中央のアワビの中に願いをかけた賽銭を投げて、貝の中に入れば
願いが叶うとされています。
厳島神社
祭神は水の女神である市杵島姫命(イチキシマヒメ)です。地元の人々から「野島辨財天」と呼ばれ親しまれています。
拝殿の右手前には房州の名工「武田石爺」の七福神があります。この作品は石爺19歳の作といわれ南房総市指定文化財です。
目の神様と子宝の神様
野島崎灯台 国指定登録有形文化財(平成24年2月23日)
日本にある洋式灯台では観音崎灯台に次いで2番目に古い灯台(明治2年12月18日完成)です。白色八角形のレンガ造りの美しい灯台は「日本の灯台50選」に選ばれていて、国の登録有形文化財にも指定されています。
平均海面から灯頭まで38mあり、展望台(無料)となっていて太平洋や白浜の街並みを一望することができます。
千葉県ホームページ野島崎灯台
右の写真が灯台西側、左が東側の眺望です。
右の写真が灯台南側、左が野島崎港です。
野島崎灯台資料展示室「きらりん館」
野島崎灯台の歴史や役割、灯台の模型などが解説付きで展示されています。
白浜海岸美術館
1965年に柳八十一夫妻により開館。大漁奉納絵馬、貝合わせ、参勤交代の大名達が乗った御座船の屏風などが展示されています。特に、房総半島発祥の大漁半纏、万祝(まいわい)コレクションは必見です。
HP白浜海岸美術館
野島崎海底透視船
野島崎入口の港からは、野島崎海底透視船が出航しています。船の上から海底の様子を観察することができ、運が良いとウメガメやサメを見ることができます。船からは、伊豆大島、利島などが見渡せ、船からでしか見ることができないハート岩があります。船にはゴールデンレトリバーの「おと船長」が乗っていて記念撮影をすることができます。
※下記は2020年1月時点のものです。
出航時間:8:30~16:10(30分おきに出航)
料金 :大人800円 こども400円
白浜海底観光船からの風景
飲食店
公園内には飲食店が多数あり、アワビ、サザエ、イセエビ、地魚の刺身など海の幸が堪能できます。
磯料理いそや
磯料理・サザエラーメン・サザエカレー
磯料理いそや 詳細・メニュー
仁幸(にこう)
磯料理・サザエカレー・各種定食
仁幸 詳細・メニュー
亀の家 三愛
磯料理・サザエカレー・洋食・各種定食
亀の家 三愛 詳細・メニュー
カフェOlive
洋食・ソフトクリーム・各種スイーツ
カフェOlive 詳細・メニュー
見晴亭
磯料理・磯ラーメン・そば・うどん
見晴亭 詳細・メニュー
さざえ屋
磯料理・サザエカレー・磯ラーメン・そば・うどん
さざえ屋 詳細・メニュー
海産物のお土産
房州名物のクジラのタレ、アワビ、イセエビ、サザエ、干物など海産物が豊富です。冬場には高級品のハバノリも出回ります。
【住所】千葉県南房総市白浜町白浜623-1
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【電話】スマホの場合はここから直接電話できます⇒0470-38-3231(野島崎灯台)
【営業時間】終日
【定休日】無休
【駐車場】あり
詳細情報
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住所
お問い合わせ先
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駐車場
アクセス
電車・バス:JR内房線「館山駅」より白浜行き「野島埼灯台前」下車3分