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安房神社【近代社格制度の最高ランクの神社】

安房神社の上の宮

安房神社(アワジンジャ)

  
長い歴史(2670年以上)を持つ神社で安房国の一宮として古くから篤い信仰を集めています。一宮とは中世の社格制度において、地域で最も社格の高い神社の事です。通常一宮は地域に一つなのですが、安房国には安房神社と洲崎神社の二つの一宮があります。また、現在の社格制度においても「官幣大社」(かんぺいたいしゃ)という最高位の格付け。ウィキペディアの近代社格制度によると、千葉県の「官幣大社」は安房神社と香取市の鹿島神宮の2社のみです。
 

安房神社概要

 
【社格】
旧社格:一宮
近代社格:官幣大社
【祭神】天太玉命(アメノフトダマノミコト)他(後述)
【祭礼】毎年8月9日
※3年に一度地域の神社の神輿が安房神社に集結します。
平成30年安房神社1300年祭の様子
【ご朱印】あり 8:30~17:00
【由緒・沿革】参考文献:館山市史/房州の伊勢信仰
『古語拾遺』によると、初代天皇である神武天皇に即位した皇紀元年(西暦紀元前660年)の頃、神武天皇から東征の勅命を受けた天富命(下の宮の祭神)が四国の阿波に上陸し阿波を開拓。天富命は、更に肥沃な土地を求めて阿波の忌部氏を率いて布良浜に上陸し麻(ふさ)・殻(がじ)の種を撒いて総の国(上総と下総)を開拓したといいます。この時、天富命は先祖である天太玉命(アメノフトダマノミコト)と天比理刀咩命 (アメノヒリトメノミコト)を男神山・女神山に祀ったのが安房神社の創始と伝わります。
 
安房地方には多くの神社が鎮座しますが、大半は他の国から勧請された神社であり、安房の生え抜きの神社は、安房神社を始めとして以下の神社です。
洲宮神社
洲崎神社
下立松原神社(南房総市白浜町)
下立松原神社(南房総市千倉町)
莫越山神社【なこしやまじんじゃ】(南房総市沓見)
莫越山神社【なこしやまじんじゃ】(南房総市宮下)

 


 

境内案内

 

上の宮(本宮)

 
 主祭神:天太玉命(アメノフトダマノミコト) 全ての産業の総祖神、ものつくり、商売繁盛、技術向上、学業向上
 相殿神:天比理刀咩命 (アメノヒリトメノミコト) 夫婦円満
 忌部五部神
 ・櫛明玉命 (クシアカルタマノミコト) 芸術の向上
 ・天日鷲命 (アメノヒワシノミコト) 衣料品業界、製紙業界、籍関係の向上
 ・彦狭知命 (ヒコサシリノミコト) 農業、建築業、不動産業、製造業、武術向上
 ・手置帆負命 (タオキホオイノミコト) 農業、建築業、不動産業、製造業、武術向上
 ・天目一箇命 (アメノマヒトツノミコト) 金属鉱業の神
 
 左側が拝殿、右側が神饌所です。拝殿は昭和52年築。鉄筋コンクリートの神明造りです。拝殿の奥には本殿があります。本殿は明治14年築、平成21年に大改修が行われました。神饌所は明治41年築です。神饌(しんせん)とは神様にお供えする飲食物です。
 
安房神社 上の宮の拝殿の画像
 

下の宮(摂社)

 
 祭神
  天富命 (アメノトミノミコト) 開拓の神
  天忍日命 (アメノオシヒノミコト)産業の神
 
安房神社 下の宮の画像
 
下の宮には安房神社の創設者とされている天富命が祀られています。創建は養老元年(717年)です。
 
安房神社 下の宮のアップ画像
 

厳島社(末社)

 
巨大な岩をくり抜いて作られた厳島社には、海上安全の神様である「市杵島姫命 (イチキシマヒメノミコト)」が祀られています。
 
安房神社 厳島社の全景
  

琴平社(末社)

 
香川県の金刀比羅宮(ことひらぐう)通称こんぴらさんの分霊を祀ってあります。 祭神は海上安全の神様である「大物主神 (オオモノヌシノカミ)」です。
 
安房神社 琴平社の全景
 

御仮屋

 
安房神社の祭礼の時に各地域の神輿を収めるための建物です。現在神輿の入祭は3年に一度となっています。  
 
安房神社 御仮屋の全景
 
中の部屋には各神社の名前が記されています。左から「白浜神社」「下立松原神社」「日吉神社」「八坂神社」「犬石神社」「熊野神社」「相浜神社」「布良浜神社」です。
毎年8月10日の安房神社例祭には各神社の神輿が3年に一回集結します。前回は2014年なので次回は2017年となります。
 
安房神社 御仮屋の画像
 
祭りの日にはこのように大きなのぼりが立てられます。
安房神社 の招代(おぎしろ)の画像
 

兼務社遥拝所

 
遥拝所とは、遠く離れた所から神仏などを参拝するために設けられた場所のことです。
 
安房神社 兼務社遥拝所の画像
 

御水取り

 
吾谷山より湧き出る山水です。お祓いを受けてから「御水取り」を行います。この他に「御砂取り」もあります。水、砂を入れる容器は各自持参してください。
 
 安房神社 御水取りの画像
 

社務所

 
 安房神社 社務所の画像
 

安房あづち茶屋

 
安房神社境内入口にある落ち着いた雰囲気の和風カフェ。抹茶や和菓子、手作りおにぎりなどがあります。
 
 安房あづち茶屋
 
安房神社前の和風カフェの画像 
 

安房神社の桜

 
安房神社は桜の名所です。
 
安房神社の桜の画像
 

安房神社洞窟遺跡 千葉県指定記念物(史跡)

 
境内にある洞窟は、昭和7年(1932年)、関東大震災の復旧工事で井戸を掘っている時に発見されました。発見時から洞窟は埋もれていて現在も洞窟は見ることはできず、開口部も規模も判らない「謎の洞窟」です。洞窟の中からは縄文時代の多数の抜歯跡のある人骨、200点以上の貝輪、弥生式土器(縄文式土器との説もあり)などが出土しました。この遺跡は千葉県を代表する遺跡の一つとして昭和42年に千葉県記念物(史跡)に指定されました。
参考文献:房総の古社(菱沼 勇/梅田義彦 著)
 
千葉県ホームページ:安房神社洞窟遺跡
 

館山市指定文化財

 
 ●狛犬・燧箱(ひうちばこ)・木椀: 鎌倉時代の作です。 昭和37年7月23日 有形民俗文化財
 ●双鳥花草文八陵鏡・双鳥花草文円鏡(そうちょうかそうもんはちりょうきょう・そうちょうかそうもんえんきょう):
  鎌倉時代の作です。 昭和44年2月21日 有形文化財(工芸品)
 ●安房神社高坏:昭和44年2月21日 有形文化財(考古資料) 
 

 


 

安房神社の主な年中行事

 
 毎月1日:月次祭(つきなみさい) 国家・皇室の安泰と繁栄を祈願
 1月1日:歳旦祭(さいたんさい) 天下泰平、国民豊楽、五穀豊穣を祈願
 1月4日:有明祭(ありあけさい) 神饌(しんせん)・なます・小豆飯・舌餅(動物の舌の形をした餅)を神前にお供えします。
 1月14日:置炭神事(おきずみしんじ) 門松に使われた松を薪として、焼き色で一年の天候を占います。
 1月15日:粥占神事 (かゆうらしんじ)置炭神事で作った粥に筒を入れ、筒を取り出した時の状態で作物の豊凶を占います
 2月立春:節分祭(せつぶんさい) 冬から春の分れ目に厄除け、招福を祈願
 2月11日:建国祭(けんこくさい)日本国が始まったことを祝う
 6月30日:夏越しの大祓式(なごしのおおはらえしき)罪・穢を祓い、残り半年の無病息災を祈願
 8月10日:例祭(れいさい)1年の中で最も重要な祭典。国家・皇室・国民の安泰と繁栄を祈願
 9月敬老の日の直前の日曜日:安房国司祭(あわこくしさい)安房国総社である鶴谷八幡宮に安房神社を含めた11基の神輿と5台の山車が集結します。
 11月23日:新嘗祭(にいなめさい)「日本書紀」に書かれているお祭りで、五穀豊穣を感謝・祈願
 12月31日:年越しの大祓式 (としこしのおおはらえしき)罪・穢を祓い、残り半年の無病息災を祈願

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