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大勝院の南房総市文化財

大勝院の籠阿弥陀如来

大勝院(だいしょういん)

 
南房総市検儀谷(けぎや)の大勝院は通称「阿弥陀の寺」「けぎやの寺」と呼ばれる浄土宗の寺院です。堂内には南房総市指定文化財の「籠阿弥陀像」が安置されています。
 

大勝院概要

 
【名称】本誓山大勝院超世寺
【宗派】浄土宗
 館山市大巌院
【本尊】阿弥陀如来像(通称:籠阿弥陀如来)
【御朱印】お寺にお問い合わせください
【由緒・沿革】(参考文献:富山町史)
元和二年(1616年)、内藤左馬助政長が開基、雄譽霊巌上人が寛永十八年(1641年)に開山し創建されました。南房総市二部の浄土真宗勝善寺とは宗派の相違はありますが、勝善寺の検儀谷地区にある檀家の墓はほとんど大勝院にあります。本尊の「籠阿弥陀如来」はもともと勝善寺に祀られていましたが、天正八年(1580年)勝善寺が火災に遭い、大勝院に仮堂を造り安置しました。
 
慶長(1596~1615)のころ勝善寺は、幕命によって二部に移り籠阿弥陀如来は大勝院に安置されることとなりました。以後、盆と正月には勝善寺の住職が開扉し読経したと文章に残されています。第二次世界大戦後、本尊は信者の要望と住職の英断により常時開帳礼拝されるようになりました。仏像としては珍しく房州竹で編まれているので「籠阿弥陀様」と呼ばれています。
 
大勝院には約840点の検儀谷区有文章が保存されています。文章には多量の御用留類(注1)が残されています。当時の御詠歌には次のようにあります。
安房円光大師二十五霊場御詠歌
第十四番 検儀谷 大勝院
ちとせふる 小松のもとを すみかにて
むりょうじゅぶつの むかへをぞまつ
 


 

境内案内

 
山門右手前には地蔵と南房総市文化財の案内板。参道正面が本堂、左側が墓地となっています。
大勝院本堂
 
山門右側の地蔵。生花が供えられています。
大勝院山門前の地蔵
 

籠阿弥陀如来(かごあみだにょらい)

 
昭和三十九年(1964年)十一月五日 南房総市文化財指定
勝善寺が検儀谷にあった当時の古本尊で、慶長年間(1596~1615)二部村に移転するにあたり、大勝院に安置した。籠阿弥陀如来は首と手は木でできているが、胴体は房州竹で編み、その上から経文が張られている。全国的にも珍しいもので首から台座まで1.2mあり、室町時代の制作といわれるだけにいかにも風格のある古仏である。太平洋戦争末期までは、被仏として開帳されなかったが、今は自由に参拝できるようになった。「籠」は「加護」に通じ、耳の不自由な人はこの仏像に参拝して錐(きり)をいただき、快方に向かうと御礼のしるしに新しい錐を添えてその利益を感謝する民間信仰が伝えられていた。
管理者 大勝院
平成七年三月 南房総市教育委員会
南房総市文化財の案内板
 
本堂
大勝院本堂のアップ

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