肉の相川商店(にくのあいかわしょうてん)
館山市北条の「肉の相川商店」は、大正9年(1920年)創業の老舗精肉店です。
館山市・南房総市でメンチといったら、ここ相川商店の「館山メンチ」と富浦にあった釜新の「イカメンチ」が最初に頭に浮かぶ人が多いと思います。
この両店のメンチは地域住民のソウルフードでしたが、残念なことに富浦の釜新は閉店してしまいました。
私は東京から館山に移住して8年になります。釜新の「イカメンチ」は大好きで何回も食べましたが、相川商店の「館山メンチ」は食べたことがなく、本日買ってみることにしました。
「館山メンチ」は、テレビや雑誌などメディアで何回も紹介され、わざわざ遠方から食べに来る人もいるほど有名なメンチカツなのです。
相川商店の店舗は、館山銀座通り(国道410号線)沿い。北条交差点と館山信用金庫本店の間にあります。
最初は駐車場が分かりませんでしたが、道路向かいに「肉の相川」の車が数台停まっていて、そこが駐車場のようです。
店舗正面のショーケースは、メンチやコロッケ、黒毛和牛、千葉県産豚が並んでいます。
とりあえず、館山メンチは後で説明することにして、はじめに黒毛和牛と千葉県産豚を紹介します。
国内産黒毛和牛のコーナー
国産黒毛和牛は、サーロイン、カルビ、すきしゃぶ、カルビ・・・ 見事なサシが入り見るだけでヨダレが出そうです。きっとこれを食べてしまったら他の肉は食べられなくなるような禁断の味に違いありません。
このような高級和牛を焼肉店で腹一杯食べたら、一体どのくらいの値段になるのでしょうか?
千葉県産豚のコーナー
千葉県のブランド豚として名高い東の匠SPF豚。1枚づつビニールシートに包まれていて高級感がありますが、意外にリーズナブル。スーパーで売っている黒豚と同じ位の価格です。
ハム・ソーセージ
店舗右側の冷蔵ケースはハム、ソーセージのコーナー。豚モツの煮込みやキュウリの味噌漬けもあります。
今気が付いたのですが、「甘辛あとひきごぼう」って何でしょう?
ネットで検索してみると「ささがきごぼうに、昆布の旨み、ごまの風味、とうがらしの辛みを加え、醤油ベースの甘辛味に漬け込みました。 ほのかな梅肉の風味がアクセント・・・」とあります。これは試してみなければなりません。
冷凍コーナー
入口左側は冷凍物のコーナー。
揚げ物コーナー
だいぶ長くなりましたが、ここが揚げ物コーナー。15時過ぎに来店したので品薄状態になっていましたが、残っているものを全種類買ってみました。「館山メンチ」は残っていましたが館山メンチのチーズ入りや特選アジフライは売り切れでした。
館山メンチ
館山メンチについて、お店のホームページを要約すると次のようになります。
試行錯誤しながら1年半かけ、平成22年1月4日に販売開始し、翌年に商標登録。平成23年7月にはチーズ入りを販売開始。
「相川メンチ」ではなく「館山メンチ」としたのは、自分の生まれ育った館山市をたくさんの人に知ってもらい、観光客に食べてもらいたいからです。
国産牛肉、千葉県産豚の合い挽肉に玉ねぎを混ぜた非常にシンプルなメンチカツです。
待望のメンチカツを早速食べてみます。
館山メンチ
3cmほどの厚みがあり、ずっしりとした重量感があります。肉汁のジューシー感があり、玉ねぎの甘さが肉の味を引き立てています。
最初から味が付いているので、ソースなしでも十分美味しい。これは、癖になる味。今度はチーズ入りを食べてみたいと思います。
コーンコロッケ
中はコーンだらけ。コーンの自然な甘味が強くコーン好きにはたまらない逸品。
カボチャコロッケ
コメントは上の「コーン」を「カボチャ」に読み替えてください。弊社社員の大好物です。
ハムカツ
非常にシンプルなハムカツ。ハムと衣の厚さがちょうどいい感じです。これはおやつやビールにピッタリです。
串カツ
豚肉と玉ねぎが交互に入っていたはずです。はっきりとは思い出せませんが、玉ネギが甘く美味しかったという記憶だけは残っています。
店には新聞や雑誌の切り抜き、有名人のサインが多数貼り出されています。
相川肉店館山メンチは地元だけでなく、県北や東京、神奈川などにもファンがいる館山の新名物です。
詳細情報
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※買ってすぐに車で食べるのがおすすめ!
溢れ出る肉汁でシートを汚さないように注意してください。