鴨川松島(かもがわまつしま)
鴨川市貝渚の「鴨川松島」は新日本百景に選ばれた外房を代表する景勝地です。
鴨川松島周辺の海域はコバルトブルーの海と大小の島が点在し、同じく新日本百景に選ばれている仁右衛門島(にえもんじま)があり、撮影スポットとしておすすめです。
鴨川松島は日本三景(宮城県の松島、京都府の天橋立、広島県の宮島)の中の1つである、宮城県の松島に景観が似ていることから命名されました。
島は荒島・弁天島・鵜島・雀島・波涛根島・猪貝島・海獺島から成り、一番大きいのが雀島と呼ばれ、松島という名前の島はありません。
この中で荒島と弁天島は鴨川漁港から橋で渡ることができ、磯釣りスポットとして有名です。
鴨川港の釣り
八岡海岸(鉱物採集フィールド)
鴨川青年の家下の八岡海岸は千葉県では数少ない「鉱物採集フィールド」としてマニアの間では有名で、採集できる鉱物は以下の通りです。
(参考文献:鉱物採集フィールド・ガイド/草下英明)
方沸石、ソーダ沸石、トムソン沸石、魚眼石、珪孔雀石、蛇紋岩、ラブラドライト、透石膏、瑪瑙(めのう)、角閃石斑糲岩
沸石は加熱すると水分を分離し沸騰しているように見えることから沸石と命名されました。沸石類は割りと簡単に採集できます。
下の画像は県道247号浜波太港線の「旅館磯波」の前から撮影しました。磯波旅館前は撮影スポットとしておすすめですが、駐車場が無いのが難点です。
雀島上空からドローンで空撮しました。波消しブロックがあるのが鴨川漁港です。
こちらも空撮。正面は雀島、右側の岬の上にあるのが、鴨川青年の家、その先にある岩は仁右衛門島です。
下の画像は景勝地として有名な魚見塚展望台から見た鴨川松島です。