二子棚田(ふたごたなだ)
鴨川市二子の「二子棚田」は知る人ぞ知る海の見える絶景の棚田です。鴨川市内の棚田で一番有名なのが 大山千枚田で、他にも多くの棚田が点在しますが、この二子棚田は他の地域にはほとんど知られていない隠れ里のような雰囲気の棚田です。
二子棚田アクセスマップ
アクセスは説明がとても難しいので、下のGoogleMapを参考にしてください。
曽呂川沿いの「鴨川富山線」(千葉県道89号線)からアプローチする方法は絶対におすすめできません。
何故かというと、道が非常に細く、カーブが多く、所々崩れ落ちそうな部分が多数あるからです。
この農道は年に数回JAFが出動し、引き上げるのし四苦八苦しているそうです。しつこいようですが、県道89号線からは入らないでください。
棚田の頂上付近には下の写真の小屋があります。
ホームページ海の見える二子棚田によると、現在約50枚の稲作に用いられオーナー制度で運用しています。
また、ゴールデンウイークには『二子棚田の田植え体験』などのイベントも開催されています。
開墾の歴史は古く正確には分かっていません。房総の里山は1500年から1200年前の古墳時代後期から平安時代にかけて形成されたと考えられています。二子集落の地主である松本さんが当代で27代目であることから、この頃に二子棚田も誕生したと思われます。
これが案内板です。
棚田の頂上付近に小屋があり、イベントなどの拠点となっています。
下の写真の中央部の小山の向こうに海が見えますが今日はモヤがかかっていてはっきりとは見えません。
周囲に新しい建物もほとんど見当たらず、1000年以上前から変わらない景観は画家や写真家に人気があります。