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白浜鍾乳洞【千葉県指定天然記念物】と涼源寺の滝

涼源寺の滝

白浜鍾乳洞と涼源寺の滝/塩浦不動滝

 
南房総市白浜町白浜には千葉県では非常に珍しい鍾乳洞である「白浜鍾乳洞」があります。
また、鍾乳洞の隣りには、「涼源寺の滝」があり、ここから約500m先にも「塩浦不動滝」があります。
この両滝はほとんど知られていませんが、落差は30mほどあり、千葉県内では落差が大きい滝です。
 
白浜鍾乳洞は千葉県天然記念物に指定されていますが、入口付近に看板などはありません。
下の写真に山が2つ見えますが、山の間の白い小屋の裏側に鍾乳洞があります。
白浜鍾乳洞入口付近
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この細い道の突き当たりが鍾乳洞です。2019年の台風15によりこの先の道が崩れているので足元に注意してください。
白浜周辺にはマムシも多く生息しているので要注意です。
白浜鍾乳洞入口の細い道
 
白浜鍾乳洞は現在立ち入り禁止となっています。昔はもう少し鍾乳石も多かったそうですが、地元の方の話によると、ほとんど持ち去られてしまい、鍾乳石保護のため立ち入り禁止となってしまったそうです。
白浜鍾乳洞の立ち入り禁止の看板
 

白浜の鍾乳洞

(参考:案内板/千葉県ホームページ)
この鍾乳洞は千葉県天然記念物(昭和29年3月30日)に指定されています。奥行きは5m高さは1.6mで壁には鐘乳石、石筍、石柱が形成されていますが規模は大きくありません。
白浜周辺には切り立った崖が多く、この崖の地層は新生代中新世(約2,500万年~500万年前)の千倉累層と呼ばれる泥岩でできています。鍾乳洞は石灰岩地帯にできるものが一般的ですが、白浜の鍾乳洞は周辺の岩石のカルシウム分を含んだ地下水が洞窟内に染み出て蒸発を繰り返し形成されたものと考えられていて、泥岩の中にある鍾乳洞は珍しいとされています。
 
私が「千葉県 鍾乳洞」で検索したところ、白浜の鍾乳洞以外は検索できなかったので、2020年現在、千葉県の鍾乳洞はここだけなのかも知れません。
白浜鍾乳洞全景
 
鍾乳洞の内部には不動明王が祀られています。鍾乳石らしき物はほとんど確認できませんが、天井付近に少しだけあります。
白浜鍾乳洞の内部
 

涼源寺の滝

鍾乳洞の左側には「涼源寺の滝」と呼ばれる滝があります。この周辺に「涼源寺」という寺はありませんが、房日新聞の[房州寂名瀑] シリーズ・ふるさとの滝めぐり 房州寂名瀑によると、この周辺の小字は小滝涼源寺なので涼源寺の滝と呼ばれるようにようです。この滝の水源は岩根沢下堰で大石川となり、塩浦海水浴場へ注いています。
涼源寺の滝
 

小滝涼源寺遺跡

涼源寺の滝の周辺の小滝涼源寺遺跡は、土器、土師器、石製模造品・勾玉(まがたま)、臼玉(うすだま)や鉄剣など)3万点もの祭祀遺物(さいしいぶつ)が発見されました。4世紀中頃から5世紀はじめを中心
4世紀中期~5世紀前期のもので古代祭祀遺跡としては全国的ににも古く、安房地方では最古と見られています。
※小滝涼源寺遺跡についての書籍:
 ・小滝涼源寺 千葉県安房郡白浜町祭祀遺跡の調査/朝夷地区教育委員会
 ・祭祀遺跡小滝涼源寺の再考察/大渕淳志 
 

塩浦不動滝

涼源寺の滝から千倉方面へ約500mほどの所にも「塩浦不動滝」があります。こちらも房州の滝としては落差が大きく目視によると20mから30m位はあります。
塩浦不動滝
 
塩浦不動滝は、田舎の宿ニューきむらの裏側が入口です。
塩浦不動滝の全景

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