小戸の稲荷さま
祭神:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ):伏見稲荷大社の主祭神で穀物の神様
小戸の初午祭り 南房総市無形民俗文化財(平成17年4月1日)
3年に一度(前回は平成25年3月2日)2日間にわたって奉納芸が開催されます。開催日は3月1日に近い土曜、日曜
小戸の初午祭りは口碑によれば江戸時代後期から行われてきたとされています。
過去には中断と復活を3回繰り返し、平成四年に3年ごとに実施することが決まり、平成七年に笛と漫才が復活しました。
初日は山祭りと呼び、境内の舞台で「神楽獅子舞」「鳥刺し舞」「三番叟」(さんばそう)が奉納されます。
演目のなかには、「小奴」「大奴」「野毛の山」「かっぽれ」「伊勢音頭」「おかめ前立ち」「狐おかさぎ」「漫才」「玉獅子」などの演目もあり、「鬼鍾馗(おにしょうき)」「院長薬盛」の神楽狂言など多彩な芸能が演じられます。
小戸の初午の動画
二日目は浜祭りと呼び、海岸の舞台で初日と同様の芸能が奉納されます。(現在、二日目の浜祭りは白浜コミュニティセンターで開催されます)
常明燈
寛政十一年(1799年)製
手水舎
拝殿と本殿
本殿左側の神社
小戸古峯(こみね)講創立の由来(境内の案内板より)
押元家祖を尋ねるに、宝歴年、二百数十年を経る旧家なり。
代々信心篤く先代祈りしも小戸に大火ありし年、部落に再度かかる災難の無いようにと発願、自ら独り杖を取り旅を重ね下野の国、古峯山へ詣で勧請し奉りて帰る。
現在の古峯神社、古峯講これより始まる。往時の旅、その苦労を想うべし。古くは明治二十七年の代参者名簿が存在している。古峯神社は日本武尊を御祭神に家内安全、鎮火の神様として遠方より多くの信者が絶えない。
現在は時代的な移り変わりのなかで信仰と観光を兼ね地域の人の生きがいとなって継続されている。平成二十六年七月吉日
初代講元 押元佐右エ門
二代講元 高木内臓吉
三代講元 押元佐右エ門
四代講元 押元誠一
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