音無山自性院浪切寺(波切不動尊)
清澄養老ライン(県道81号)沿いの崖の上に建つ寺院で音無山自性院浪切寺とも呼ばれます。
【宗派】真言宗智山派
【山号】音無山
【御朱印】不明
※電話にてご確認ください
【創建・由緒】(参考文献:天津のあゆみ)
昭和八年(1933年)の火災により多くの資料を焼失し詳細は不明。同寺は以前は清澄寺の末寺でしたが、昭和二十四年(1949)年に日蓮宗に改宗したので、京都の真言宗智山派の総本山智積院(ちしゃくいん)の末寺となりました。
境内案内
安永六年(1777年)に死去した義堂恵天(ぎどうけいてん)法印の宝篋印塔(ほうきょういんとう)が建てられています。これは寛政六年(1794年)三月に江戸の菊池検校(けんぎょう)森田屋一朗兵衛ら多数の帰依した弟子によって建てられものであり、自性院は義堂恵天の開基(中興)とする説があります。
※検校とは盲人に与えられた称号
年中行事
本堂
魚塚供養塔
石像五大明王 鴨川市指定文化財(平成十四年三月二十五日)
<境内の掲示板より抜粋>
不動明王、降三世明王、軍荼利(ぐんだり)利明王、金剛夜叉明王、大威明王を合わせて五大明王とする信仰は、密教が盛んとなった平安時代に興りました。自性院の石像五大明王は、作風や、石材として地元の嶺岡山から産する蛇紋岩が用いられていることから、江戸時代後半頃に作製されたものと推測することができます。
木彫りの五大明王は数多く作製されたのに対し、石像の五大明王は全国的にも珍しく、千葉県内では現在のところここ以外では確認されていません。
十二支像
【住所】〒299-5503 千葉県鴨川市天津72
【電話】04-7094-0800
【駐車場】2台
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