
鵜原理想郷(うばらりそうきょう)
勝浦市鵜原の「鵜原理想郷」は、千葉県有数の景勝地として人気のハイキングコース。
明神崎から見下ろすリアス式海岸と碧い海は絶好の撮影スポットとしてSNSで人気があります。
「鵜原理想郷」は大正時代に鵜原館当主の叔父「後藤杉久」が分譲別荘開発をした際に、この景観と温暖な気候から理想の地であるとして命名されたものです。
最寄り駅はJR外房線「鵜原駅」。ここから徒歩約10分で入口の無料駐車場に着きます。駐車場にはハイキングコースの案内板、トイレ、自動販売機があります。
案内図と見どころ
鵜原理想ガイドマップと見どころ
時間に余裕があれば下記全部を巡り「鵜原海岸の白い鳥居」を撮影するのが理想ですが、
すべて撮影するのに2時間ほどかかります。時間に余裕がない場合は、幸せの鐘がある手弱女平がおすすめです。
今日は、駐車場から一番近い『手弱女平(たおやめだいら)』周辺をドローンで空撮してみました。
篠田悌二郎句碑
鵜原理想郷はその景観から多くの文人墨客に愛されていました。篠田悌二郎の他にも与謝野晶子は76首の歌を残し、三島由紀夫は「岬にての物語」にて、『類ひない岬の風光優雅な海岸線』と書いています。
篠田悌二郎(明治32年7月27日~昭和61年4月21日))は、東京都小石川生まれ、水原秋桜子に従事した俳人。抒情的な句を作らせたら右に出る者はいないと評価を得ていました。
この句は悌二郎が鵜原理想郷を訪れた時に詠んだもので、鵜原理想郷の景色や自然を表現したものです。
崎山に 千草の平ら 虫の原
崎山:鵜原理想郷の明神岬一帯
千草の平ら:草原の草が風になびき平らに広がっている
虫の原:様々な虫が住んでいる草原
幸せの鐘
幸せの鐘は、鵜原理想郷の一番人気。鐘と海を背景に記念撮影ができ、日の出スポットとしても有名です。
この鐘は自由に鳴らすことができます。
かつうら海中公園海中展望塔
下の写真の白い塔はかつうら海中公園の展望塔。水深約8mの展望塔は餌付けされた魚を監察することができます。
かつうら海中公園海中展望塔の様子
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