サイドメニューアイコン
トップスライドアイコン

館山・南房総ポータルサイト 房総タウン ページロゴ

おせんころがし【勝浦の心霊スポット?】

お仙ころがし

 
勝浦市大沢の「おせんころがし」は、誕生時裏付近から行川(なめがわ)アイランドまでの4kmほどの断崖絶壁にある、孝女「お仙」の供養塔です。
 
「お仙の身投げ」「心霊スポット」「おせんころがし殺人事件」「行川アイランド血まみれシャツ」などの物騒な噂の多いスポットです。
今回はそれらについて噂なのか実話なのかを調べてみました。
 
入口は、行川アイランド駅から100mほど安房小湊寄り、国道128号線の「おせんころがしトンネル」の前です。
車は下の写真の広場に停めてください。
 

※人気のない場所なので、施錠はしっかりとしてください。
※猪、マムシなどが多く、道が狭いので夜間は危険です。

おせんころがしトンネル
 
車を停めてしばらくするとホテル行川の看板が見えてきます。この先右側は、ホテル行川の跡地、左側はおせんころがしです。
ホテル行川の看板おせんころがしの案内板

 

ホテル行川

 
看板の先はホテル行川の廃墟。いつまで営業していたのかは調べても分かりません。Googleには閉業とあり、口コミ件数は2件、評価は何と1.0。
こんな低評価はを見たのは初めてです。最後の口コミは6年前なので2017年頃まで営業していたようです。
 
口コミで「色気も何も無い!ケーブルテレビも無い。こんなに怪しいラブホは初めて」とあります。
ホテル行川の廃墟
 
看板の先は人がやっと通れる位の細い道です。途中で鳥の飛び立つ音に驚かされます。イノシシの足跡もたくさんあります。
藪に囲まれた道を100mほど進むと供養塔が見えてきます。
藪の中の細い道遠くに見える供養塔

 

孝女お仙之碑

 
記念碑に「孝女お仙之碑」と刻まれています。この記念碑がいつ頃建てられたものなのか、記念碑をチェックしてみましたが、年代は刻まれていません。
 
「おせんころがし」については、千葉県ホームページ(勝浦市)お仙ころがし、勝浦市商工会ホームページおせんころがし、Wikipedeliaおせんころがしなど、実に多くのサイトで紹介されていますが、「昔の話」とあるのみで、年代はまったく記載されていません。
 
供養塔左側供養塔右側

 
「孝女お仙之碑」の右側に地蔵が祀られていますが、ここにも文字は刻まれていません。
記念碑右の地蔵
 

敷地の案内板

 

高さ20m、幅4kmにもおよぶこの「おせんころがし」には、いくつかの悲話がの残されています。豪族「古仙家」の一人娘お仙は日ごろから年貢に苦しむ領民に心痛め、強欲な父を見かねて説得しましたが聞き入れてくれません。
 
ある日のこと、領民が父の殺害を計画し機会をうかがっているのを知ったお仙は、自ら父の身代わりとなり領民に断崖から海に投げ込まれてしまいました。
 
領民たちは、それが身代わりのお仙であったことを翌朝まで知りませんでした。悲嘆にくれる領民たちは、わびを入れ、ここに地蔵尊を建てて供養しました。
 
さすがの父も心を入れかえたということです。
 
平成十二年三月
勝浦市

 
若干の違いはありますが、ほとんどのサイトでお仙が父の着物を着て変装し、領民が間違えて投げ落としたと書かれています。
 
しかし、この悲話をそのまま信じるには無理があります。何故なら、領民たちが娘のお仙と父親を間違えるはずがないからです。
ただ、ここに記念碑が実在するということは、お仙が自ら飛び降りたということなのでしょうか。これはいくら調べても分かりませんでした。
 
碑の下側に「日出山 久成寺」と刻まれていて、このお寺は勝浦市大沢252に実在してます。もしかしたらここのご住職にうかがえば本当のことがわかるかもしれません。
 
「古仙家」についても調べてみましたが、全国でも非常に珍しい苗字のようです。富山県、長野県、千葉県勝浦市に数人とありますが、詳細は不明です。
 
結局、年代も悲話の詳細についても何一つ納得できるものは見つけられませんでした。
敷地の案内板
 
碑の左側は上へと続く細い道があります。腰が抜けそうに怖いですが、頑張って登ってみました。
坂は砂岩でできていて崩れやすいので慎重に登ります。
左側の道
 

これは絶景!! 房総屈指の景勝地です。
崖の下の風景
 
右側は4kmにわたって垂直に近い崖が続いています。下に見えるのは大沢港、その先は入道ヶ岬です。
大沢港方面
 


 

心霊現象?

 
おせんころがしは、千葉県屈指の心霊スポットともいわれています。
しかし、私は幽霊だの心霊などのオカルト的なことはまったく信じていません。
 
念のため今回撮影した30枚の写真を拡大してくまなく調べてみました。
・・・・少し写り込みを少し期待していましたが、それらしいものは写っていませんでした。
 
書いていて今思いついたのですが「心霊たんち機 Plus」なるアプリがあるので、これで検証してみようと思います。
 

おせんころがし殺人事件

 
昭和26年(1951年)、おせんころがしで起こった殺人事件。母子3人が殺害され、犯人は死刑となっています。
この事件については、あまりに凄惨過ぎて書くことができません。
 
詳しくは、ウィキペディアのおせんころがし殺人事件をご覧ください。
 

行川アイランド血まみれシャツ事件

 
行川アイランドは、おせんころがしの入り口付近にあった観光施設。かつては、フラミンゴやクジャクのショーが有名でしたが、観光客の減少により2001年8月31日に閉鎖されました。
 
「行川アイランド血まみれシャツ事件」は、2013年9月13日朝、血のついたTシャツが行川アイランド跡地で発見されたというもので、20人がかりで捜査したものの原因は分からなかったようです。
 
詳しくは千葉日報Webサイト勝浦・行川アイランド跡地 “血まみれシャツ”で騒動 勝浦署、20人がかりで捜索をご覧ください。

房総タウンTopへ
このページをご覧になった方は
こんなページもご覧になっています