尾名浦(おなうら)のメガネ岩
勝浦市松部(まつべ)の尾名浦にある「メガネ岩」は房総屈指の景勝地として知られいます。
場所は松部漁港と勝浦海中公園の中間地点です。
付近に駐車場がないので、車は千葉県立中央博物館分館の有料駐車場に停めてください。
尾名浦の案内板
勝浦湾の西岸にあり、長い間の海蝕と風化によって出来た自然の洞です。別名をメガネ岩とも呼ばれ、波静かな湾内の水面に美しく映えています。ここに大漁の神、稲荷神が古くから祀られ、初漁の生魚を供えて大漁を祈願する風習は今も残されています。
平成二十一年吉日
勝浦市
下のGooglemapは尾名浦の全景です。岬の先端の生簀のある部分は、かつてはイシダイ、メジナ、クロダイ、アオリイカが釣れる好ポイントとして人気のポイントでしたが、現在は道が壊れてしまい入釣するのが難しくなってしまいました。
道がないのでメガネ岩まで行くことができません。ここが限界です。
最近、空撮の仕事依頼が非常に多いため200g以下のドローンを新規に購入しました。
今日は初飛行なので景色が良く、人や民家が少ない場所として尾名浦を選びました。一番上の画像が新しいドローンで撮影したものです。
飛ばしはじめて3分位だったでしょうか。急に下記の映像が出てきました。どうやら墜落してしまったようです。
付近や水面を捜しましたがなかなか見つかりません。あきらめて帰ろうとしたとき、ビープ音を出す機能を探したところ、この機能が見つかりました。
藪の中に入り耳を澄ませると、かすかにビープ音が聞こえてきます。音を頼りに藪に入ると仰向けに倒れているドローンを発見!やっとの思いで救出しました。
鋸南町勝山のメガネ岩
このように大きな穴の空いた岩は、私が知る限り安房郡鋸南町の浮島にもあります。こちらのメガネ岩は夕日が岩穴の中に沈む風景が人気で、この決定的瞬間を撮影するために多くのカメラマンが訪れます。
安房郡鋸南町岩穴へ沈む夕日
稲荷神社
冒頭の案内板で紹介されていた稲荷神社です。入口の鳥居は平成二十一年七月吉日建立とあります。
手水石もありますが、年代は不明。恐らく江戸時代頃のものと思われます。
崖の中腹にあり岩穴をくり抜いた社の上には大きな木が生えています。
社はそれほど大きくありません。朱塗の社にはお稲荷さんが祭られています。
遊漁者への注意