小倉商店(おぐらしょうてん)
館山市北条の「小倉商店」は明治39年(1906)創業なので今年(2023年)で117年を迎える老舗米店です。
小倉商店は米糠を買おうとたまたま立ち寄り、店内に入るとお弁当や、最中(たね倉)、 珍しい「タイ香り米 ジャスミンライス」が売っているので、定期的に来店するようになりました。
店舗は「館山市役所入口交差点」の近くです。車は店舗前の駐車場に停められます。
米コーナー
米コーナーでは玄米、長狭米など地元の米が販売されています。玄米は10kg程度ならその場で精米してもらえます。
特に珍しいのが「タイ香り米 ジャスミンライス」です。
長狭米
千葉県は美味しいお米の産地として知られていて、その中でも特に有名なのが、鴨川市の長狭地域で生産される「長狭米」です。
嶺岡、清澄山の良質な水、ミネラル分が豊富な重粘土質で育つ米は「長狭米」と呼ばれ、明治時代に天皇家の大嘗祭(だいじょうさい)で使う米の水田に選ばれているブランド米です。
タイ香り米 ジャスミンライス
ジャスミンライスの存在は知っていましたが、今まで自分で買って食べたことはありませんでした。
食べてみたいとは思っていましたが、わざわざ通販で買うほどでもなく、その存在を忘れていました。
今日お弁当を買いに来た時にジャスミンライスがあるのを見て、早速購入してみました。
タイ香り米 ジャスミンライスはタイで生産される長粒種。日本の米よりサラッとした食感です。日本の白米のようにそのまま食べるより、タイのガパオライス、チャーハン、パエリアなど、炒め物や汁気の多い料理に向いています。
和食なら卵かけご飯(TKG)もおすすめです。
カレーにも向いているだろうと思ってカレーを作ってみました。
左下の写真ように米粒は日本の米より細長いです。庭に生えているパクチーを入れてみました。このパクチーはどこで買ったのか忘れてしまいましたが、毎年勝手に生えてきます。通常のパクチーより葉が細長く柔らかいので気に入っています。
タイ米は粘りが少なく粒感があり、香りが強くカレーの風味にも負けません。これはカレーにピッタリ!
香りについて適切な表現はできませんが、甘味を含んだハーブのようです。
wikipediaによると「ジャスミン」という名称は、香りがジャスミンに似ているからではなく、この米の色がジャスミンの花のように白いからこのように命名されたそうです。
最中
小倉商店は米だけではなく最中も販売しています。
帰って調べてみるとインターネットのクチコミで高評価(4.8点)なので、落花生とあまおうイチゴの最中を購入してみました。。
最中の皮は「最中種 たね倉」という店名でインターネットでも販売しています。
最中種 たね倉ホームページhttps://tanekura.jp/
最中を半分に切ってから食べてみました。
Sinapy
皮の部分はパリッとして口溶け良好。
中にやわらかい落花生が入ってコクがあります。ミルクあんは、ほのかにシナモンが香ります。
あまおういちごあん
あんにあまおうが入り甘酸っぱい最中です。中の粒々はホワイトチョコレートです。
この二つの最中は今まで味わったことがない新しいタイプの最中です。
インパクトがあり美味しいので贈答品としておすすめです。
お弁当コーナー
小倉商店のお弁当は食材の数が多く価格も500円~とお手頃です。
私は、50歳台まで肉など好きなものを好きなだけ食べていましたが、糖尿病で足がしびれるようになってからは、野菜の入っているパランスのよい弁当を選ぶようになりました。
米ぬか
米ぬかは無人精米機に行けば無料ですが、量が少なく虫が多いので、私は小倉商店で買っています。確か20kgで400円位だったと思います。
買ったものは漬物にも使いますが、生ゴミや落ち葉と混ぜて庭の片隅に山積みにしておきます。
しばらくすると発酵が始まり高温になります。発酵が終わるとミミズが大量発生。すると今度はモグラがミミズを食べに出てきます。
モグラが出てくるとネコがモグラを狙って待ち構えています。米ぬかとゴミだけて食物連鎖を観察することができます。
発酵が終わったふかふかの土は良質の肥料&土壌改良材となり、美味しい野菜が育ちます。
詳細情報
名称
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