パクチー銀行(ぱくちーぎんこう)
2021年12月、保田駅前に「パクチー銀行」というインパクトのある名前のカフェがプレオープンしました。12月中はプレオープン期間、来年1月からグランドオープンの予定です。
パクチー銀行の業務
- ・カフェの運営
- ・パクチー種の融資(無利息・返済不要)
- ・ジビエの提供
- ・パクチーのオーナー制度
- ・SOTOCHIKUショールーム
- ・完全予約制・会員制のパクチー料理専門店の運営(予定)
パクチー銀行頭取の佐谷恭さんは、世界初のパクチー料理専門店の創業者です。パクチーが日本でメジャーではなかった2007年、世田谷区経堂で「パクチーハウス」を立ち上げ、当時はありえないと酷評されたパクチー料理専門店を予約の取れない専門店に育てた「パクチーブームの火付け役」です。
世田谷区経堂で10年超の営業をした後、リアル店舗をやめて日本各地とメキシコ、オランダの約50カ所でポップアップ営業を行いパクチーとパクチー料理の普及に努め、全国を旅するようになります。
その中で縁のできた鋸南町で2019年、アーティストインレジデンス、コワーキング、書店などの複合施設鋸南エアポルトを立ち上げます。
2121年12月には保田駅前の旧金融機関を利用して「パクチー銀行リアル店舗」を開店。現在はパクチー種の融資、カフェ兼みやげ物店、パクチーのオーナー制度などの業務を行っており、今後はこの地で「パクチーハウス」を復活させる予定です。
パクチー種の融資は、無利息、返済不要であり、平たく言うとパクチー種の無償配布です。実は、2007年のパクチー銀行創設前から種の無償配布を行っていたそうですが、種を受け取っても栽培しない人が多いので、「パクチー銀行から種を融資します。返済の義務はないので安心して食べまくってね」という言い方をするようにしたところ、種を播いて栽培の様子や作った料理などを報告してくれる人が増えたそうです。
店舗は保田駅徒歩0分です。
鋸南町は、12月から2月上旬にかけて水仙の花見客で賑わいます。花は至る所に咲いていますが、特にをくずれ水仙郷と江月水仙ロードは有名です。
店内は古い建築資材(SOTOCHIKU素材)を利用したアートが定期的に入れ替わっています。
元金融機関であるため、金庫も残されています。
パクチーとは
下の写真が融資用のパクチーの種。パクチーは南ヨーロッパ、地中海東部沿岸のセリ科のハーブ。乾燥したものを「コリアンダー」中国ではシャンツァイ(香菜)と呼ばれています。
独特の香りがあり、好き嫌いがはっきり分かれる香草です。私は初めて食べたときその味にびっくりしました。何故かというと、私の嫌いなドクダミの香りに似ているからです。
パクチーはタイ料理に入っていることが多く、今では気にならなくなりました。
家に種を播いたところ毎年11月位に芽が出てきます。どこかの料理店で、唐揚げの甘酢のタレにパクチーが入っている料理を食べてから好きになり、家で同じものを作っています。
コーヒースペシャリテは珍しいコーヒーの焼酎(リキュール)
イノパク
イノシシの焼肉&パクチーソース。オスのイノシシは匂いが強いイメージがありますが、これは匂いが旨味に変わっています。上にのっているのがパクチーソース。手前の黄色いのが辛いソース。
イノシシの仕入れ先は館山ジビエセンター
パクティー(祁門紅茶ブレンド)
祁門紅茶にパクチーをブレンド。祁門紅茶(きーむんこうちゃ、きもんこうちゃ)は中国の安徽省祁門県で作られている紅茶。「ダージリン」、「ウヴァ」とならび世界三大紅茶の一つとされています。
メニュー
現在はプレオープン中なので飲み物のみとなっていますが、グランドオープン後にメニューは変わると思われます。
詳しいメニューはhttps://www.paxi.coffee/atm/cafeをご覧ください。
豆腐のパクレーゼ。
関連Webサイト/SNS
■パクチー銀行ホームページ https://paxi.coffee/
■鋸南エアルポルトホームページ https://www.kyonan.art/
■パクチー銀行Twitter https://twitter.com/paxihouse
■パクチー銀行Facebook https://www.facebook.com/paxibank/
■パクチー銀行Instagram https://www.instagram.com/paxibank/
詳細情報
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