八幡神社(はちまんじんじゃ)
【社格】旧村社
【祭神】
主神:誉田別命(ほんだわけのみこと)=応神天皇
伊邪那美命(いざなみのみこと)
合神:建御名方命(たけみなかたのみこと)
【祭礼】岩井地区祭礼8月20日以降の土曜
・久枝 :天満神社
・市部 :天満神社
・二部 :松尾神社
・竹之内:八雲神社 竹之内屋台(南房総市指定文化財)
・合戸 :八幡神社
・宮谷 :八幡神社
・小浦 :神明神社
・高崎・浜下 :岩井神社 高崎浜下屋台(南房総市指定文化財)
・高崎・出口 :岩井神社
・高崎・岡 :岩井神社
・高崎・下里松:岩井神社
・高崎・本町 :岩井神社
【御朱印】不明
【創建・由緒・沿革】参考文献:富山町史
棟札には「大旦那左衛門尉??比、住持??比丘」とありますが、明治二十七年(1894年)の「千葉県寺社明細帳」によると、「左衛門尉佑光(すけみつ)」、普門院の住職「幸源比丘(こうげんぴく)」建立とあり、創建は応永二十七年(1420年)と記されています。
慶長十七年(1612年)には、熊野大権現再営され、正木薩摩守平頼時とあります。「天明七(1787年)奉再建、熊野大権現八幡大菩薩の両殿郷里鎮座」の棟札があり、熊野、八幡の両社が祀られていたことを物語っています。
「享保三年(1718年)八月十五日、再営正八幡宮一字」の棟札もあり、内殿再営工事が六カ月かけて行われたようです。文政十一年(1828年)にも再造立(棟札)。
明治四十二年(1909年)合戸字西の「三嶋神社」を合祀。
大正四年(1915年)拝殿屋根が瓦葺となり、同五年(1916年)本殿の屋根替えが行われています。(棟札)
鳥居
形状は明神鳥居です。
常夜灯
拝殿
大正五年(1916年)以降に拝殿が再建されたかどうかは不明です。
本殿と石宮
本殿右横には合祀した神社の石宮があります。
・厳島社 石祠
・琴毘羅社 石祠
・古峯社 石祠
・芦加美社 石祠
・天満社 石祠
祭礼は八月、岩井地区の合同祭です。
祭礼では町内の屋台引き廻しが行われます。
屋台は道の駅「富楽里とみやま」に集結し、お菓子投げが行われます。