西原神社(にしはらじんじゃ)
南房総市西原の西原神社田園風景の中の小高い丘の上に鎮座しています。
<参考文献:丸山町史>
【祭神】大山津見命(おおやまつみのみこと)、底筒之男命(そこつつのおのみこと)
【祭礼】祈念祭三月九日/例祭・新嘗祭十一月二十五日
※現在も実施されているかどうかは未確認
【御朱印】なし
【由緒】詳細は不詳。大正十三年(1924年)四月十三日、長谷・笠名両組の氏神であった山神社を西原神社と改称し、更に同年七月六日に西原・新田両組の氏神、住吉神社を合祀した。大正天皇即位の大礼を記念して社殿を改築し、同年四年五月十一日落成記念式典が挙行された。大正十一年の関東大震災で社殿は倒壊し現在の社殿は昭和二年に造立されたものである。
祭礼は現在も実施されているかどうか確認できませんが、西原神社神輿彫刻は南房総市文化財(有彫)に指定されています。(平成17年8月25日)
鳥居
参道入口の鳥居は昭和九年六月竣工。コンクリート製の神明鳥居です。
境内は二段に分かれていて下段には西原集会所があり、上段には社殿が鎮座しています。
拝殿
正面が西原集会所です。南房総の神社は地区の集会所と同じ場所に鎮座していることが多いです。
手水舎と手水石
手水石の年代は不明。
拝殿右側にも小さな手水石があります。こちらも年代は不明です。
本殿右側の石宮。合祀した住吉神社の石宮かどうかは判りませんでした。
本殿
左下:拝殿右側の建物。神輿倉なのか、社殿なのかは不明です。
右下:昭和二年の社殿の復興記念碑です。