虚空山 勝蔵寺
【宗派】新義真言宗智山派
【山号】虚空山
【由緒】調査中
本堂
十王仏の掛軸 南房総市指定文化財 昭和39年11月5日
十王仏の掛軸は、原野水(はらのうすい)の大作で、十幅ありここ勝蔵寺の寺宝となっている。野水は、平久里下、余蔵の名主の家に生まれ、渡辺華山とも交遊があったといわれる画の大家であった。ほかに詩文にも秀れていた。文化四年(1807年)~安政二年(1855年)
この十王仏とは、冥府(死後の世界)にいる十人の王(判官)のことで、中でも閻魔様の名はよく知られている。
十王仏の掛軸を収めている木箱には、おおよそ次のように書いてある「寺参りする善男善女はこれを拝観して善行を心掛け、仏教の説く戒律を守る心を起こすことであろう」と。
なお、この掛軸は毎年盆の十六日に一般公開される。
(富山町史より)
詳細情報
名称
勝蔵寺
住所
〒299-2206 千葉県南房総市平久里下265
駐車場
あり