NPO法人 生活自立研究会
南房総市富浦町原岡のNPO法人 生活自立研究会は、障がい者の社会復帰を目指す支援活動を通して、生活自立に焦点を当てながら地域福祉の向上と生活文化の向上を目的として、「グループホームとみうら」と「富浦作業所」を運営しています。
富浦作業所ではパン、クッキー、ビワの葉茶、ジャムや漬物の生産、さをり織り製品の製造、屋外では椎茸、たけのこ、野菜、果実などの栽培を行っています。
パン、クッキーは、富浦作業所の店頭で販売しています。店頭にパンは並んでいないので呼び鈴を押してください。
菓子パンはほとんどが100円でとてもリーズナブルです。
パンメニュー 2018年6月現在
ビワの葉茶作り
南房総市特産品のビワを使ってビワの葉茶を作ります。
さをり織り
「さをり織り」とは自分の個性や感性をで思いのままに織る「差異を織る」ところから名付けられ、既成概念にとらわれない障がいを持つ人に向いていると言われ、世界に一つしかない感性豊かな作品が生まれます。
なお、富浦作業所の利用者が作業訓練にて得た成果は次の通りです。
・平成22年千葉県精神障害者家族会連合会・第11回「心の美術展」
「さをり織り」の2点が入賞(2名)
・平成23年千葉県精神障害者家族会連合会・第12回「心の美術展」
詞「人はみな鏡」が入賞(1名)
・平成24年特定非営利活動法人千葉県障害者就労事業振興センター
「はーとふるメッセ・オブ・ザ・イヤー2012」で、「びわ茶葉」が優れた製品として審査員特別賞を受賞
・平成28年特定非営利活動法人千葉県障害者就労事業振興センター
「はーとふるメッセ・オブ・ザ・イヤー2015」で、「さをり織ベスト」が優れた製品として奨励賞を受賞
ぬいぐるみ作り
しいたけ栽培
裏庭には「農園・果樹園」があり、ここで生産した野菜や果実を使って様々な加工品を製造・販売しています。
春先にはたけのこが出てきます。
やまぶどう
日本の在来種のぶどうで、一般的なぶどうと比較してりんご酸、ポリフェノール、ビタミンB6、鉄分などが数倍も含まれているため見直されている果実です。
野菜畑
季節ごとに野菜を栽培して加工します。奥はいちじくの木です。
富浦作業場はJR内房線「富浦駅」より約400m 徒歩5分。内房商工会議所の正面です。
就労継続支援B型 富浦製作所
利用者が自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、就労の機会を提供するとともに、生産活動その他の機会の提供を通じて、知識及び能力の向上のために必要な訓練その他の便宜を適切かつ効果的に行います。
当作業所は「日中活動の場」です。対象は精神障害者、知的障害者、身体障害者(肢体不自由者)です。
製品は、房州びわの生産地富浦町のびわの葉を加工した「びわ葉茶」、「手づくりパン・クッキー」「さをり織りと縫製品」「加工食品」などです。作業は、これらの製品を分担した作業と、「農園・果実園」の作業です。また、売店・イベント会場での販売接客業務も行っています。
グループホームとみうら
障害者総合支援法による施設・事業体系は「居住生活の場と日中活動の場を分離」していますので、グループホームとみうらは、「居住生活の場」という性格付けが明確になっています。対象は、精神障害程度区分「非該当」と「区分1」の方で、入所者の自室はすべて個室です。ここでの生活について、最低限の規則はありますが、できる限り主体的に自立生活を営むことができるように世話人の支援を受けながら、4名が安定した共同生活を送っています。
富浦作業所のご案内
【作業時間】9:00~12:00 13:00~15:00
【休憩時間】午前及び午後の2回休憩
【製造作業】びわ葉茶、パン・クッキー、野菜果実の加工食品、さおり織りと縫製品
【栽培作業】野菜・花・果実(びわ・柿・甘夏・レモン・酢橘・金柑・ブルーベリー等)
【接客作業】売店・イベント会場での販売活動
作業所の見学・体験入所を随時行っています。ご連絡をお待ちしています。
送迎も行っています。
詳細情報
名称
住所
お問い合わせ先
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お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。