那古寺1300年祭 2017年11月4日
今年で創建1300年を迎える「那古寺」にて2017年11月4日に「那古寺千三百年祭」が開催されました。
14:00過ぎに那古寺境内に寺赤、亀ヶ原、川崎、大芝、東藤、芝崎の山車と屋台が集結し、多くの人で賑わいました。
那古寺は、多くの文化財を所蔵する真言宗智山派の寺院です。創建は717年(養老元年)と伝えられているので2017年はちょうど1300年にあたります。
左から芝崎、大芝、寺赤の山車。
芝崎の山車
安房地方に現存する山車の最古の一つ、大きく翼を広げた鳳凰が特徴です。人形は天照大神、彫刻は後藤喜三郎橘義信、囃子代上の「鳳凰」と囃子台欄干の左右側面「松に雲」は昭和初期の後藤良房作。
大芝の山車
こちらも現存する山車の最古の一つです。人形は神武天皇、彫刻は後藤喜三郎橘義信。
寺赤の山車 館山市有形民俗文化財指定
明治32年に造られたと伝わります。人形は後醍醐天皇、総ケヤキの彫刻は後藤利兵衛橘義光作。
東藤の山車
現在で6台目の東藤の山車は、安房地方代表する豪華な山車です。人形は豊臣秀吉、彫刻は後藤義徳。
亀ヶ原の屋台
亀ケ原区八幡神社の屋台は初代は明治二十四年、現在の屋台は昭和三十年に作成されたものです。彫刻は二代後藤義光の次男、後藤義孝です。
川崎の屋台
正木の川崎区八雲神社の屋台は安房地域最大級の大きさです。平成二十三年、二代目後藤義徳により大修復が行われました。
<那古寺(なごじ)>
【山号】補陀洛山(ふだらくせん)
【宗派】真言宗智山派
【会場】〒294-0055 千葉県館山市那古1674
【電話】スマホの場合はここから直接電話できます⇒0470-27-2444
【駐車場】あり
【御朱印】あり
【那古寺ウェブサイト】補陀洛山 那古寺