洲崎神社の例祭 【みのこおどり 千葉県無形文化財】

2016年08月21日

洲崎神社の祭礼 2016年8月21日

 
 洲崎神社の祭りは毎年8月の20日から8月の22日に開催されます。
 8月21日は千葉県無形文化財の「洲崎踊り」が奉納され、
 その後に御神輿の渡御があり、最後に「お浜出し」を行い、海上安全と大漁祈願を行います。
 

洲崎踊り(ミノコオドリ)

 
 中央で音頭取りと呼ばれる1人が太鼓を打ち、女性2人が唄をうたい、その周りを女児が輪になって踊ります。
  ※近年は踊り手減少のため、成人女性も踊りに参加しています。
 この踊りは扇だけを持って踊る「鹿島踊り」と右手に扇、左手におんべを持って踊る「弥勒踊り」(みろくおどり)があり、
 2つを合わせて「洲崎踊り」と呼びます。また、地元では「ミノコオドリ」とも呼んでいます。
 「鹿島踊り」は悪霊払い「弥勒踊り」世直しや豊作を祈念します。
 
 14:00に神社の本殿で踊り、その後社務所の前でもう一度踊ります。
 上の写真は左手にオンべを持っているので「弥勒踊り」下の写真はオンべを持っていないので「鹿島踊り」です。
 
洲崎神社の鹿島踊り
 
 洲崎踊りは8月20日と8月22日にも奉納されますが、この衣装を着るのは8月21日だけです。
 
洲崎神社の鹿島踊り
 

御神輿の渡御

 
踊りは約15分位です。踊りが終わると御神輿の渡御が始まります。階段は「厄払い坂」と呼び148段、傾斜30度の急坂です。
 
御神輿をもみながら、この階段を降りてくる様子はとても迫力があり、多くのカメラマンが訪れます。 
 
洲崎神社の厄払い坂
 
15:00になると御神輿が降りてきます。
 
洲崎神社の宮司
 
先頭は宮司で、後に神輿2基が続きます。
 
洲崎神社の神輿
 
最初が小さい神輿で後ろが大きい神輿です。
 
洲崎神社の2基の神輿
 
途中で何回か倒れそうになりますが、何とかたてなおします。観ていてハラハラします。
 
洲崎神社の大神輿 左へ傾く
 
洲崎神社の大神輿 右へ傾く
 
無事に社務所へ到着しました。この間約30分。スリル満点です。
 
神輿が社務所へ到着
 
神輿が社務所へ到着
 
 所定の場所に神輿を納めます。この後に「お浜出」です。
 
洲崎神社の神輿納め
 

洲崎神社の例祭

 
 日程:8月20日から8月22日
 住所:千葉県館山市洲崎1344 洲崎神社
 駐車場:あり(お祭り当日は混雑します)
 
【房総タウン】他の祭りを見る

詳細情報

名称

洲崎神社の祭礼

住所

〒294-0316 千葉県館山市洲崎1344

アクセス

このページをご覧になった方は
こんなページもご覧になっています