真野寺(高倉山 真野寺)(マノジ)
神亀二年(725年)行基菩薩によって開山しました。建永元年(1206年)に消失しましたが、北条義時によって七堂伽藍を再建し、覆面千手観音と大黒天像を安置しました。この覆面をかぶった観音様は日本に一体しかなく、左右の表情が異なるのが特徴で、素顔は、ご開帳の時も見ることができません。
毎年2月6日には、御出現を記念して「真野の大黒さん」と呼ばれ親しまれている大黒天福祭りを行っています。
水子地蔵尊
本堂の左側には水子地蔵尊が安置されています。
やぐら
水子地蔵尊の裏側には、岩をくり抜いて作った「やぐら」があります。やぐらは鎌倉時代から室町時代に作られた武士階級の墓です。
新四国八十八ヶ所霊場めぐり
本堂の裏側には新四国八十八ヶ所霊場があります。四国へ行けない人びとが本満願書を巡拝すれば、四国を歩き四国のお寺にきている心になるとされています。
1ヶ所ずつお大師様と一緒に歩くつもりで「ナームダイシヘンジョウコンゴ―」と唱えながら巡拝します。
一番から八十八番までは所要時間10分位です。
真野大黒天の様子
毎年2月6日には大黒天福祭が開催されます。露店も多く、大変混雑するので早めに家を出ることをお勧めします。駐車場はいくつか用意されていますが近くの駐車場はすぐに一杯になってしまいます。
関東八十八か所霊場の第57番
安房国札観音の第25番
真野寺の年中行事
1月1日~1月3日:初参り
1月6日:初大黒
2月6日:大黒天福祭(大祭)
4月8日:花祭り
毎月6日:大黒天小祭り
毎月24日:安房六地蔵尊霊場参り
真野寺の文化財(千葉県ホームページ)
木造千手観音像:千葉県指定文化財(彫刻)
木造二十八部衆立像 木造風神・雷神像:千葉県指定文化財(彫刻)
木造大黒天立像:千葉県指定文化財(彫刻)
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