諏訪神社(館山市船形)

2015年05月19日

諏訪神社(崖観音横の神社)

 

※2017年3月4日、生活困窮者の放火により本殿と拝殿が全焼しました。
その後義援金を募り、2022年7月本殿が再建しました。

当火災により、社殿や後藤義光の弟子、後藤義信の作とされる向拝の彫り物が全焼しました。
 
上の画像が再建前の写真。下の写真が再建後の写真です。
武田石翁作の狛犬は燃え残りマスクをつけています。
コロナ流行後の多くの神社を撮影しましたが、マスクをつけた狛犬を見たのは初めてです。
 

【再建後の本殿(正面)】

再建後の本殿(正面)
 

【再建後の本殿(左側)】

再建後の本殿(正面)
 
【旧社格】郷社
【祭神】建御名方命(たけみなかたのみこと)
【末社】
 ・古峰神社
 ・稲荷神社
 ・山倉神社
【祭礼】毎年7月の第4土曜日~日曜日
 船形地区合同祭
・堂の下区(当 諏訪神社)
・根岸区 
(御霊神社)
(加麻土神社)
・川名区 

・大塚区
・柳塚区(八雲神社)
・浜三区(稲荷神社・山之神神社・金毘羅神社・日枝神社)
 
【御朱印】あり
【ご利益】武運・開拓・海上安全
【由緒・沿革】(参考:館山市史/諏訪神社案内)
養老元年(717年)行基菩薩が信濃の諏訪大社を勧請したと伝えられています。船形地区には宗教法人になっていない小さな社が10社あまり存在していますが、船形諏訪神社は、船形地区の総氏神として氏子、崇敬者からあがめられています。
・明治六年(1873年)郷社に列せられる。
・昭和十八年(1943年)指定郷社の挌を賜る。
・大正十八年(1923年)関東大震災により社殿倒壊
・昭和二年(1927年)
・平成二十九年(2017年)三月四日、放火により社殿全焼
・令和四年(1922年)社殿再建
 
船形地区の総氏神である船形諏訪神社は、崖観音で有名な「船形山 大福寺」の隣にあります。
駐車場に車を停めて長い階段を昇って行くと館山湾(鏡ケ浦)が一望できます。
 
諏訪神社の長い階段
 

拝殿の彫刻

 
拝殿の龍と獅子の彫刻には昭和2年4月竣工、野房、神作定吉事と刻まれています。
※現在は消失して残されていません。
 
諏訪神社の龍と獅子の彫刻
 

狛犬

 
安政二年(1855年)板谷助三郎が本願主。武志伊八・後藤義光と共に安房の三名工と呼ばれる武田石翁の作です。
 
訪神社の狛犬
訪神社の拝殿
 
諏訪神社の石祠
 
大福寺(崖の観音)へと続く道の途中には崖をくり抜いて作った神社(成田山)?があります。
崖は一年中湧水で濡れています。 
 
成田山
崖の中の神社
この階段を登ると大福寺の観音堂です。撮影日当日(2016年5月)観音堂は修復中でしたが、現在は修復が完了しています。
大福寺観音堂への階段
階段を昇ると館山湾(鏡ケ浦)が一望できます。諏訪神社の例祭日には各地区に幟が立ち並びます。
崖の観音より館山湾を一望
 

御朱印

 
御朱印は社務所で販売されています。
船形諏訪神社の御朱印
 
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詳細情報

名称

諏訪神社

住所

〒294-0056 千葉県館山市船形833

お問い合わせ先

0470-27-2069

※スマートフォンの方は電話番号をタップで直接電話できますので、営業時間や定休日をご確認下さい。
また掲載されている情報はこの記事を掲載した当時の情報ですので、古い場合がございます。
お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。

駐車場

あり

アクセス

JR内房線「那古船形駅」より約1.4km 徒歩約18分
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