九頭竜様(くずりゅうさま)【江見の絶景神社】

2020年10月21日

九頭竜稲荷神社

 
2020年10月鳥居の先は立入り禁止です
 
鴨川市東江見の九頭竜神社は通称「九頭竜様」と呼ばれ漁業関係者に信仰の篤い神社です。この神社は丘の中腹にあり見晴らしが良く、名前も雰囲気も私が気に入っている神社の一つです。
 
千葉県では九頭竜神社という名称は珍しく、印西市しか見つけることができませんでした。くずりゅうという名称は箱根の「九頭龍神社」が有名ですが竜と龍の違いがあります。
では、竜と龍は一体どう違うのでしょう?ちょっと調べてみました。竜は龍の略字であり常用漢字表には1981年に竜が採用されましたが、意味としてはほとんど同じのようです。
 
印西市と箱根の両社と、この神社が関係があるのかどうかは全くわかりませんでした。「鴨川町史」、「江見のあゆみ」にもこの神社について記載はありません。
ただし、「鴨川のむかし話」という本に九頭竜様の記載があるようで大変興味があります。
 
【祭神】不明
【祭礼】不明
【御朱印】なし
【由緒・沿革】不明
 
この神社は江見駅の裏側にあります。駅から山方面に歩いて行くと「九頭竜様」という踏切があり踏切の150mほど先に「九頭竜トンネル」があるので、トンネルの手前右側が参道です。
九頭竜踏切
 
九頭竜トンネル。付近に駐車場はありません。道が狭いので路上駐車もできません。駅から徒歩6分ほどなので駅に車を停めて歩くのが無難です。
九頭竜トンネル
 
石段を上ると最初に手水石と鳥居があります。鳥居の形状は神明鳥居。年代は不明です。
※2020年10月現在、ここから先は立入禁止となっています。
九頭竜神社の手水石
 
鳥居の先は細い参道があり少し歩くと石宮が見えてきます。
九頭竜神社の参道
 
石灯籠に「九頭龍王」と刻まれていて、石宮がたくさんありますが、社はありません。
九頭竜神社の石宮
 
一体どれが本宮なのかわかりません。
九頭竜神社の石宮2
 
この洞窟の中が本宮なのでしょうか。
九頭竜神社洞窟の石宮
 
九頭竜神社の石宮3
 
この下は断崖絶壁となっていて足が竦みます。谷底は深く藪に覆われています。滝があるようで滝の音が響いています。下の川は「房川」という名前のようでが、Google mapには掲載されていません。
九頭竜神社の境内
 
境内からの眺望は最高です。
境内からの眺め

詳細情報

名称

九頭竜稲荷神社

住所

〒299-2843 千葉県鴨川市東江見214-5

駐車場

なし

アクセス

JR内房線「江見駅」より約550m 徒歩約6分
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