サイドメニューアイコン
トップスライドアイコン

館山・南房総ポータルサイト 房総タウン ページロゴ

ヒカリモ/ビャクシン/サンゴ層【館山市沼の文化財巡り】

沼のビャクシンの画像

館山市沼の文化財巡り

 
館山市沼にあるビャクシン(市指定天然記念物)・サンゴ層(県指定天然記念物)・ヒカリモは徒歩約30位で全部見学することができます。
途中には案内板があり迷わずに見学することができます。
 


 

沼サンゴ層 千葉県指定天然記念物(昭和42年3月7日)

 
先に紹介した3つのエリアの中では、沼のサンゴ層が一番分かりづらいかもしれません。道路に標識が建っているので、矢印の方向に堰があります。この堰の前を通って突き当りを右に曲がります。
【住所】館山市沼521-3
 
沼サンゴ層案内板の画像沼サンゴ層横の堰の画像

 
右に曲がってから数十メートル歩くとサンゴ層がある柵が見えてきます。
 
<案内板より>
北緯三十五度に位置する館山市は、現在世界に生息する造礁性サンゴ分布の最北限にあたりますが、約6,000年前に生息していたサンゴの化石を、海岸より1km内陸に入った、館山市沼の標高二十mほどのところでみることができます。
現在よりも温暖であった地球は、両極地方の氷が溶け、いわゆる縄文海進により、海水面がかなり上昇していました。このことは当時の海岸線が今より高い所にあったことを示し、そこにサンゴが生息していたのですが、その後の地球隆起によって、現在のような山腹に化石として見ることができるのです。
館山市沼から産出した化石を中心に、その実態が研究されたため「沼サンゴ」とよばれ、それらの化石が出土する地層を「沼層」といいます。
沼層の造礁性サンゴ化石は房総各地に広く見られ、現在75種が確認されています。このようにサンゴの化石が見つかることにより、そこが以前海であったこと、今より温暖な気候であったことなどが明らかになります。 千葉県教育委員会
 
沼サンゴ層の柵の画像
 
柵の中にはサンゴの化石が多数あります。
 
サンゴの化石の画像
 
この化石は、石サンゴの一種の化石で模様が菊の花に似ているため「菊目石」、「菊銘石」と呼ばれます。
 
菊目石の画像
 
菊目石のアップ"の画像"/
 


 

沼のビャクシン 館山市指定天然記念物(昭和36年10月21日)

 

十二天神社

 
十二天神社は昭和36年沼天満神社に合祀されましたが、氏子のこん望により、昭和43年に元の位置に社殿を造営し、天満神社と分離しました。祭神は、神社の名前からして十二神のようです。
 
十二天神社境内の画像
 
向拝の龍の彫刻は初代後藤義光作。彫刻の裏側には「奉納 川名橘敬信」と彫られています。
川名橘敬信は、沼村出身の名主、川名六左衛門の次男として天保3年(1832年)生まれた館山藩の画家で「川名楽山」の名で知られています。
 
十二天神社本殿の画像十二天神社向拝の龍の彫刻の画像

 
ビャクシン(柏槇)は本州宮城県以南に自生し、イブキ(伊吹)、ビャクダン(白檀)とも呼ばれるヒノキ科の常緑樹です。
大木になると幹がねじれ、芳香があるのが特徴で神社や寺院などに植栽された大木が多くみられます。
南房総周辺では、滝川のビャクシン(館山市指定天然記念物)延命寺のビャクシン(南房総市指定天然記念物)が有名です。
 
十二天神社の御神木であるこのビャクシンの木は、高さ樹17m、幹周7.45mで千葉県最大とされ、推定樹齢800年です。
地上2mほどの場所で11本に枝分かれしています。この部分には数種類の寄生木が着生し樹勢が弱まってきたことで平成22年に治療を施しました。数種の寄生木のあることは珍しく、マルバヤリンバイ、イヌビワ、ヤマハゼ、コナラ、ヤマグワ、ムラサキブ、シロダモなどが着生しています。
 
沼のビャクシンの画像
 
沼のビャクシンを十二天神社本殿側から撮影
 
沼のビャクシンのアップ画像
 
境内からは、館山城が見えます。
 
十二天神社から館山城を望む画像
 


 

沼のヒカリモ

 
ヒカリモは「黄色植物門黄金色藻類」に属する単細胞藻類です。きれいな水の池洞窟に自生し、それぞれの個体はミクロ単位の大きさで水中に浮かんでいます。ヒカリモ自体に発光能力はなく水面に幕を張ったように浮かんでて、ここに光が当たると、細胞の奥で反射され黄金色に光って見えます。
日本で初めて発見された千葉県富津市の「黄金井戸」のヒカリモは国の天然記念物に指定されていますが、沼のヒカリモは天然記念物には指定されていません。沼地区には、崖に横穴が多くあり、その中の16ヶ所でヒカリモが自生しています。
 
沼のヒカリモの横穴の画像
 
表面に浮かんでいるのがヒカリモです。光の加減で黄金色に光って見えます。(下の画像は撮影に失敗して光っては見えません)
 
沼のヒカリモの画像
 

このページをご覧になった方は
こんなページもご覧になっています