

古民家 そばcafeMOMO(こみんか そばかふぇ もも)
南房総市岩糸の「古民家 そばcafeMOMO」は、そばと地元野菜や山菜を使ったセルフお惣菜、炊き込みご飯のセットがお手頃価格で味わえる古民家そば店&ギャラリーです。
公式Instagramによるとプレオープンは2025年4月11日。連絡先がわからないのでとりあえず食べに来てみると今日(5月9日)が偶然にもグランドオープン日でした。
店舗は内房線の「南三原駅」より徒歩約26分。里山田園風景の隠れ家的なお店です。
南房総というと海がクローズアップされがちですが、このような「田園里山風景」も大きな魅力となっており、これが目的で移住される方も多いのです。




車は入口奥の駐車場に10台ほど停められます。
建物は典型的な古民家です。2018年、隣りのギャラリーに来店した時、この建物まだ改装中で現在は綺麗にリノベーションされています。
この古民家の築年数は不明。以前は茅葺屋根だったそうです。
2025年5月現在、営業日は金曜・土曜・日曜の週3日。
そば昼食は11:30~13:00、カフェは13:00~15:30となっています。
セルフの惣菜コーナー
そばにはセルフの惣菜と炊き込みご飯が付いています。惣菜はご近所の方からいただいたものも多いそうで、日によってメニューが変わります。
今日の惣菜は、今が旬のタケノコと空豆、かぼちゃの煮物、新玉ねぎの天ぷら、漬物、とろろ汁。ちょっと変わったものでは「柚子の味噌漬け」があります。




ご飯は豚肉としめじの炊き込みご飯。地元の旬の野菜や山菜を使った素朴な味わいとなっていて、「これぞ南房総の農家の食卓」という感じです。
そばは香り高くしっかりとしたコシがあります。セルフのとろろ汁もあるので変化も楽しめるようになっています。また、最後にそば湯も付いてきます。
最近に100円値上げして800円になったそうですが、それでもこの内容ならお得感があります。
カフェメニューに「八女茶」、「和紅茶」というのがあったので飲んでみました。
「八女茶」は、福岡県八女市周辺で生産されるお茶。お茶の芽を減らし1枚の茶葉を大きくする「芽重型」という方法で栽培することで、旨味を引き出す製法。昔から高級茶有名です。
特に4月中旬から5月上旬(今現在)に摘葉された一番茶は二番茶より苦みが少なく甘味と旨味が強いとされています。
上の説明は、今ネットで調べたもので、今まで「八女茶」の存在は知りませんでした。私は普段ペットボトルのお茶しか飲んでいないので、微妙な味の違いはわかりませんが、渋味が少なく新鮮な風味です。これはきっと違いがわかる人が飲んだら「おいしい」と言うに違いありません。
「和紅茶」は、国産茶葉で作られた紅茶でMOMOの「和紅茶」は八女茶を使っているそうです。一般的に外国産の紅茶と比べてまろやかな味わいとされています。




ギャラリー
そばを食べた後はこの「ギャラリー」がおすすめ。定期的に個展が開催されています。
今日は「佐藤和喜」先生の個展、書体も画風もどこかユーモラスで温かみを感じるます。先生は現役の国語教師のかたわら全国で個展を開催されている画家です。




めっ! 叱り言葉は励まし言葉
著書が展示されていたので少し読んでみると、ユーモラスで読みやすいので購入しました。
購入の際、先生が「ちょっと待っててください」と5分ほど席をはずされ、裏表紙に絵を描いてくださいました。
なお、この本は紀伊國屋書店でも購入できます。
めっ!叱り言葉は励まし言葉: 現役教員かずき先生からのメッセ-ジ




【いただいたサイン】
佐藤和喜略歴
メニュー
※メニューは2025年5月時点のものです。最新メニューはSNSをご覧ください。
■もりそば
■コーヒー
■紅茶
■和紅茶
■八女茶
■そのぎ茶
公式Webサイト/SNS
※お店のフォロー、臨時休業や最新メニューのチェックは下記より。
【Instagram】古民家そばcafeMOMO
詳細情報
名称
住所
定休日
金曜・土曜・日曜営業
営業時間
Cafe 13:00~15:30