加藤菜園(かとうさいえん)
2022年11月22日、南房総市本織「加藤菜園」がオープンしたと房日新聞に掲載されていたので様子を見に来てみました。
店舗は千葉県道88号線沿い、三芳病院と安房医療センターの中間付近、浜焼市場きよっぱちの斜め向かいです。
駐車場は広く、何台停められるのか数えきれません。
食用菜花
店舗裏の畑では食用菜花が栽培されていて、収穫した新鮮な菜花がそのまま直売所で販売されています。
食用菜花は政府の総合窓口統計で見る日本によると、令和2年の全国生産量は3,990トン、その中で千葉県は1,690トンと断トツで全国1位の生産量を誇ります。特に特に南房総は菜花畑が多く、11月から3月頃までは至る所に黄色の絨毯が見られます。
菜花はビタミンC、B-カロテンなど栄養豊富な野菜としていて有名で、色々な料理に使われます。
房州菜花の食べ方
野菜直売コーナー
加藤農園直売所でも、晩秋から春先にかけての主力商品は食用菜花です。
菜花の他に、三芳産の新米、サツマイモなど南房総産の野菜が直売されています。最近は円安、輸送費の高騰などの影響で食品の高騰が著しい状況です。特に野菜はスーパーより直売所で買うのがおすすめ。安く、新鮮だからです。
高山かぼちゃは何と100円!
このカボチャはズッキーニのような細長い形をしています。高山カボチャは初めて見るカボチャです。
高山カボチャとは何なのでしょうか?
インターネットで調べてみると、岐阜県の丹生川(にゅうかわ)特産の「宿儺(すくな)かぼちゃ」のことかも知れません。
宿儺かぼちゃは2013年の販売価格は1個1,000円~1,800円の超高級品。
店舗に確認はしていないので何とも言えませんが、仮に宿儺かぼちゃであるとしたら超掘出し物です。
旬の食材辞典宿儺南瓜
特徴は栗カボチャに似て甘味が強く、滑らかな食感でプリンなどに向いているそうです。
加藤菜園の菜花を食べて育てた平飼い卵有精卵も販売されています。
飲食販売コーナー
飲食コーナーでは、菜花のエキスが入った「なばなのソフトクリーム」や「なばな天ぷらうどん(限定20食)」が販売されています。
まだオープンして1週間なので、これからメニューは増えていくと思われます。ナバナの時期が終わったら、かき氷なども検討中だそうです。
※イートインスペースは外にあります。
なばなのソフトクリーム
今日の目的は、加藤菜園の目玉商品である「なばなのソフトクリーム」。ほのかに菜花が香りますが、青臭さは感じません。
とてもいい風味なのでおすすめです。
なばな天ぷらうどんも食べてみようと思いましたが、1日限定20食なので残念ながら完売していました。
詳細情報
名称
住所
定休日
※当面の間無休
営業時間
駐車場
座席数
アクセス
・館山自動車道路「富浦IC」より約6.2km 車で約9分