石間寺(せきがんじ)/小原寺/西福院

2021年01月15日

小原寺/石間寺

 
鴨川市下小原の石間寺安房国札観音霊場の第十六番札所に指定されています。
 
(参考文献:鴨川市史 通史編)
【宗派】真言宗智山派(成就院末)
【山号】東陽山
【本尊】
伝承 弘法大師作十一面観音(石間寺)
伝承 良弁(ろうべん)僧都作不動明王(西福院)
※弘法大師作と伝わる十一面観音像は明治三十三年(1900年)に火災により焼失し、平成22年に十一面観音菩薩像を本尊とする。
【ご朱印】安房国札観音霊場開催時のみ
【由緒・沿革】
創建は不明。石間寺はかつて嶺岡山系の頂上にあったといわれていますが、火災により、観音台と呼ぶ場所に再興しましたが、江戸時代の元文年間(1736年~1741年)の火災により焼失があり宝暦年間(1751年~1764年)に再興。さらに明治三十三年(1900年)に火災により焼失し、明治三十九年(1906年)に地区内の石間寺、西福院と合併し、翌年小原寺と改称しました。
 

石間寺ご詠歌

石のつま 峰よりおつるたきの水 むすぶこころはすずしかるらん
 

小原寺

こちらが小原寺の本堂。
小原寺(西福院)本堂
 
境内左側には大型の石碑建てられていて、裏山の上に観音堂(石間寺)が建っています。
小原寺の境内
 
小さな石碑群
境内の石祠群
 
こちらは大型の石碑ですが、文字は小さく読み取るのに苦労します。
境内の石碑
 
観音堂は現在立ち入り禁止。ご詠歌にあるように滝の音が聞こえ風情があります。近くで見ることはできませんが、向拝の龍の彫刻は、後藤義光の弟子の後藤義信の作とされています。
石間寺(観音堂)
 
電話:04-7097-0183(白滝山不動教会)

詳細情報

名称

石間寺/小原寺

住所

〒296-0102 千葉県鴨川市下小原374

駐車場

あり

アクセス

JR内房線『安房鴨川駅西口』より約5.7km 車で約11分
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