鯛の浦遊覧船(たいのうらゆうらんせん)
鴨川市小湊の『鯛の浦遊覧船』は、天然のマダイが水面でエサを食べる様子が観察できる日本で唯一の遊覧船です。マダイは通常30m~150mの海底付近に棲息しており、水面でエサを食べることはほとんどありませんが、ここ鯛の浦の海域では鎌倉時代から船上からマダイが見られる神秘の海域として国の特別天然天然記念物に指定されています。
鯛の浦がある天津小湊は、日蓮聖人の生誕地として有名であり、日蓮宗の総本山誕生寺をはじめ、ホテル、温泉、飲食店などが多く千葉県屈指の観光地として知られています。
駐車場
周囲に無料駐車場はありません。有料駐車場は複数あり2時間で600円くらいです。
※2020年12月時点
チケット販売所
乗船場前でチケットを購入します。
2020年12月料金
■大人(中学生以上) 1,200円
■小人(小学生) 600円
■小学生未満 無料
<障がいのある方>
■大人(中学生以上) 600円
■小人(小学生) 300円
※先生、付き添いの方も同一料金
お得な割引チケット
下のURLにアクセスして印刷するか、スマートフォンに表示して受付に提示するだけで100円割引となります。
鯛の浦遊覧船 割引チケット
団体の予約は04-7095-2318または団体予約フォームまで。
これが遊覧船です。乗船時間は30分 定員は60名です。
遊覧船の岸壁には鮮やかな青色のコバルトスズメがたくさん泳いでいます。
以前にこの魚をペットショップで買ってきて、寿司屋の水槽に入れてみたら一瞬で真っ黒になってしまい動かなくなってしまいました。
少し温かい水に入れたら体色が青に戻り、また動きはじめました。
熱帯の魚は赤・黄色・青など派手な色の魚が多いです。こんな目立つ色をしていたら外敵に狙われやすいと思うのですが、どうしてなのでしょう?
ちょっと調べてみましたが、色々な説がありよく解っていないようです。
小湊港はアジやカマスが多い好ポイントで釣り人にも大変人気があります。
小湊港の釣りポイント
山の上にある白い塔は、誕生寺と同じく日蓮宗の大本山清澄寺の仏舎利塔です。日蓮聖人の生誕地である鴨川市は日蓮宗のお寺が大変多いのです。
船の上からエサを撒くと大きな鯛が集まってきます。普段はメジナやイスズミが多いのですが、今日は一匹も見えません。この鯛は70cmほどの大物です。
写真に映ったのは一匹だけですが、もう少し下にはたくさん見えます。エサはイワシのブツ切りなので沈むスピードは早いのです。もう少し軽いオキアミやアミエビならもっとよく観察できるでしょう。
ヒラマサも数匹見えます。1m以上の大きなヒラマサです。
これだけ大物がウヨウヨいると釣りをしてみたくなりますが、この海域は当然のことながら釣り禁止です。
エサに群がる魚(動画)
写真や文章より動画があれば一目瞭然。YouTubeeでエサに群がる魚をご覧ください。
青っぽいのがメジナとイスズミ、赤いのがマダイです。
券売所横の鯛の浦恵比寿尊
鯛の浦タイ生息地
※場内の案内板より
国指定特別天然記念物
大正十一年三月八日指定
昭和四十二年十二月二十七日昇格
内浦湾内、誕生寺前の渡船場から東南方へ船で5分程の海域で、伊貝島、弁天島などの近辺に多数のタイが群生するので、この辺りを「妙の浦」と呼んでいる。
ここに集まるタイ類は、大部分がマダイで、ほかにクロダイ、メジナ、イスズミなどが混じっている。マダイは深さ30m~150m程の海中に棲息し、普通はその中層あたりを泳いでいる定着性の近海魚である。しかし、鯛の浦は10m~30mの海域で、しかも限られた狭い海域に生息し、人間の投与する餌(魚の切り身など)をよく食べるのは、ほかに見られない現象である。
日蓮聖人が誕生した古来殺生禁断の聖地であり、観光船の船ばたをたたくと海底から姿を浮上させ、争って餌を求めるのは不思議なことといわれている。
平成二十三年十二月二十日
文化庁
千葉県教育委員会
鴨川市教育委員会
Webサイト・SNS
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詳細情報
名称
住所
お問い合わせ先
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お問い合わせの際は「『房総タウン』を見た」とお伝えください。
定休日
営業時間
4月~9月 8:30~15:50
3月~10月 8:30~15:20
11月~2月 8:30~14:50
駐車場
周辺有料駐車場(2時間)
普通車 600円
マイクロバス 900円
大型バス 1,200円