

夜麦(よもぎ) 築200年の古民家カフェ
保田から鴨川へ抜ける長狭街道(千葉県道34号線)は個性的で面白いお店が点在しています。今回はその中の一つである「古民家カフェ夜麦」を訪ねてみました。
夜麦の店舗は保田から車で15分位の鴨川市金束(こづか)にあります。看板は非常に小さいので見逃さないように。車は長狭街道沿いの駐車場に停めてください。
駐車場の坂を上ると喫煙スペースがあります。一段高くなった庭からは周囲の里山が見渡せ、新緑を抜ける風が爽やかです。
庭は芝生が植えられ木のテーブルとベンチがあり、ビールを飲みながらバーベキューをやってみたい雰囲気の庭です。
古民家の中は綺麗に整頓されています。多くの方がインターネットに「ほっこりする」「懐かしい」と書いているように、夏休みに田舎の親戚に来たような懐かしさです。うまく言い表せませんが、オシャレでないところに親しみを感じ、ここでのんびりと昼寝をしたくなります。
店内にある陶芸は夜麦のオーナー「笹谷窯/カフェSASAYA」を経営する杉山さんの作品。夜麦の店長は笹谷窯の陶芸教室を通じてこの古民家を知り、「田舎暮らしをしてみたい」と思っていた店長は東京から移住し、夜麦を切り盛りするようになったのだそうです。店名の夜麦はこの家の元の屋号。房州は同じ姓が多いせいか、各々の家を屋号で呼び合うことが多いのです。通常屋号はうちわ屋、菓子屋、井戸端などその家の職業や立地を表すことが多いのですが、夜麦というのはどうしてそうなったのか想像がつきません。店長に聞いてみると「私も詳しくはわからないのです。鴨川市には四方木(よもぎ)という地域があり、ここに関係しているらしいというのは聞いたことがあります」とのこと。夜の麦とはどういう意味なのでしょう?
店内はテーブル席と座敷が3部屋あります。この古民家は築200年ほどだそうで、梁や柱は太く人工的に出せないこの色合いに風格を感じます。
自家製ベーコンのナポリタン
ランチは「自家製ベーコンのナポリタン」と「チキンカレー」の2種類あり、自家製ベーコンのナポリタンを食べてみました。
ランチのナポリタンにはサラダとピクルスが付いています。
食べる前はカフェで出てくる70点位のナポリタンを想像していましたが、このナポリタンは想像していたより数段上の味です。
太めの麺モッチリとした食感の麺は、少し甘いトマトソースとの相性がよく、自家製ベーコンの塩味がアクセントとなっています。
家に帰ってネットのレビューを見てみると、やはりこのナポリタンは評価は高く人気がありました。
苺ソースのミルクプリン
デザートは地元のいちごと牛乳を使ったプリンを注文。南房総の嶺岡周辺は日本の酪農発祥の地であり酪農が盛んな地域で牧場が多くあります。
甘さを抑えた苺ソースは果実の香りが爽やか。粒の形が残っているのがイイです。
夜麦のアイドルであるヤギのギーちゃん。とても人懐こく近くに行くと鳴きながら近くに寄ってきます。
メニュー
※メニュー・料金は2020年4月時点のものです。
food
■自家製ベーコンのナポリタン
■チキンカレー
drink
<温かい飲み物>
■ブラジル産有機ドリップコーヒー
■熊本産有機紅茶
■国産有機アールグレイ紅茶
■有機スパイスチャイ
<冷たい飲み物>
■ブラジル産有機アイスコーヒー
■熊本産有機アイスティー
■有機アールグレイアイスティー
■青森県産ストレート100%りんごジュース
<自家製シロップのジュース>
■金柑ソーダ
■梅ソーダ
■赤しそソーダ
本日のお菓子
※お菓子は日や季節により変わります。
■ベイクドチーズケーキ
■苺ソースのミルクプリン
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<長狭街道沿いの飲食店>
保田から鴨川へ抜ける長狭街道は、飲食店の数は少ないものの、個性的で魅力あるお店が点在してるので、その中の幾つかを紹介します。
■ピザハウス丸太小屋
■きのや
■こぶし
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詳細情報
名称
住所
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営業時間
駐車場
座席数
アクセス
車 :富津館山自動車道路「保田IC」より約9.2km 車で約11分
備考
※PayPay使用可